白石さん、中島さん。 [本]
先週の土曜日の朝日新聞「フロントランナー」で、大学生協の
白石さんのことが取り上げられていました。
白石さんは、東京農工大の販売担当だった頃、
学生が意見を書いた「ひとことカード」に、
ひとつひとつマジメに答えて、店に掲示してたのですが、
そのカードに書かれたユーモアあふれる回答が話題に。
学生がブログで紹介すると、その噂はどんどん広がって
「生協の白石さん」は有名人になったのです。
当時、こんなやりとりを、していたそうです。
学生:しゃけとば、置いてください。
白石:「鮭とば」、ご存知ではない方も多いかと思われます。
鮭を縦に細切りし、皮付きのまま塩や味を加え、
乾燥させたもの。いわばビーフジャーキーの鮭版。
酒好きの方の晩酌のおともに最適です。
さて、そんな鮭とばですが、置けません。
学生:愛は売ってないのですか?
白石:どうやら、愛は非売品のようです。もし、どこかで
販売をしていたとしたら、それは何かの罠かと思われます。
くれぐれもご注意ください。
学生:牛を置いて!
白石:本日ちょうど職場会議が開かれたのですが、
結果、牛は置けないと決議されました。即決でした。
申し訳ございません。
(朝日新聞7月25日/フロントランナーより引用)
白石さんは、学生の要望が冗談であれ真剣であれ、
きちんと答えていますね。そして、
上の1つめ3つめの答えは、「置けません」のひとことで
済むんだけど、それだけで済ませていない。
なにを伝えるか、も大切だけど、いかに伝えるか、
どう納得してもらえるか、も大切にしてるんですね。
政治家の問答じゃないけど、世の中、いいかげんな
受け答えが多い。そんな中、こういう白石さんの回答は、
とても新鮮に感じられたんでしょうね。
「生協の白石さん」は本になりましたが、
東京インターカレッジコープのWEBサイトで、
「ひとことカード」と同じやりとりを
はじめる予定だそうです。白石さんはブログも開設するんだとか。
この問答を読んでいて、思い出したものがあります。
中島らもさんの「明るい悩みの相談室」。
白石さんの、こういうやりとりとは違いますが、
空気というか、なにか共通点があるようにも思います。
「明るい悩みの相談室」、
あれは、ほんとうにおもしろかった。
ただおもしろいだけではなく、癒されました。
悩んでいることがバカらしくなってくる。
渇いた心に効く栄養剤でした。
朝日新聞に連載されていたのですが、
小学生からおじいちゃん、おばあちゃんまで
あらゆる世代の人が、楽しみにしていたコラムだと思います。
この伝説の人生相談、いまはもう
知らない人たちもいるんでしょうね。
白石さんのことが取り上げられていました。
白石さんは、東京農工大の販売担当だった頃、
学生が意見を書いた「ひとことカード」に、
ひとつひとつマジメに答えて、店に掲示してたのですが、
そのカードに書かれたユーモアあふれる回答が話題に。
学生がブログで紹介すると、その噂はどんどん広がって
「生協の白石さん」は有名人になったのです。
当時、こんなやりとりを、していたそうです。
学生:しゃけとば、置いてください。
白石:「鮭とば」、ご存知ではない方も多いかと思われます。
鮭を縦に細切りし、皮付きのまま塩や味を加え、
乾燥させたもの。いわばビーフジャーキーの鮭版。
酒好きの方の晩酌のおともに最適です。
さて、そんな鮭とばですが、置けません。
学生:愛は売ってないのですか?
白石:どうやら、愛は非売品のようです。もし、どこかで
販売をしていたとしたら、それは何かの罠かと思われます。
くれぐれもご注意ください。
学生:牛を置いて!
白石:本日ちょうど職場会議が開かれたのですが、
結果、牛は置けないと決議されました。即決でした。
申し訳ございません。
(朝日新聞7月25日/フロントランナーより引用)
白石さんは、学生の要望が冗談であれ真剣であれ、
きちんと答えていますね。そして、
上の1つめ3つめの答えは、「置けません」のひとことで
済むんだけど、それだけで済ませていない。
なにを伝えるか、も大切だけど、いかに伝えるか、
どう納得してもらえるか、も大切にしてるんですね。
政治家の問答じゃないけど、世の中、いいかげんな
受け答えが多い。そんな中、こういう白石さんの回答は、
とても新鮮に感じられたんでしょうね。
「生協の白石さん」は本になりましたが、
東京インターカレッジコープのWEBサイトで、
「ひとことカード」と同じやりとりを
はじめる予定だそうです。白石さんはブログも開設するんだとか。
この問答を読んでいて、思い出したものがあります。
中島らもさんの「明るい悩みの相談室」。
白石さんの、こういうやりとりとは違いますが、
空気というか、なにか共通点があるようにも思います。
「明るい悩みの相談室」、
あれは、ほんとうにおもしろかった。
ただおもしろいだけではなく、癒されました。
悩んでいることがバカらしくなってくる。
渇いた心に効く栄養剤でした。
朝日新聞に連載されていたのですが、
小学生からおじいちゃん、おばあちゃんまで
あらゆる世代の人が、楽しみにしていたコラムだと思います。
この伝説の人生相談、いまはもう
知らない人たちもいるんでしょうね。
中島らもの特選明るい悩み相談室〈その1〉ニッポンの家庭篇 (集英社文庫)
- 作者: 中島 らも
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2002/08
- メディア: 文庫
初めまして!
遊びに来ました!
良かったら私のブログに来てくださいね!
これから、ちょこちょこ遊びにきます!よろしくです<m(__)m>
by aosima0714 (2009-07-31 17:37)
こんばんは、4回目ですね。笑
今度はぜひ、
読んでくださいね。
by BRUCE06 (2009-07-31 19:12)
白石さん、ナイス~~(≧▽≦*)
らもさんの「明るい悩み相談室」、文庫本何冊か持ってます^^
by akiko (2009-08-04 15:42)
らもさんの、この本、
おもしろいですよね。
白石さんもユーモラスな回答を
しますね。学生にとって
新鮮だったんでしょうね。
親というか兄貴というか
特別な存在に感じたのでしょう。
by BRUCE06 (2009-08-04 17:42)