バカボンのパパよりバカなパパ。 [本]
すぐれたネーミングがあれば、キャッチフレーズはいらない、
なんて言われるけれど、本のタイトルもそうであろう。
「バカボンのパパよりバカなパパ」。
まさに、見事。どんな内容かがすぐにわかり、そして
父親へのあふれんばかりの愛情が伝わるタイトルだと思った。
これは、天才ギャグ漫画家赤塚不二夫さんの一人娘である
りえ子さんが綴った、赤塚不二夫一家の物語だ。
人を笑わせるためなら、命懸け。そこまでやるか、
ということを平気でやる赤塚さん。
父親としては、落第点。夫としては
ろくでなし、と呼ばれても不思議ではない。
それでも家族に愛され続けたのは、
その才能を認めていたから、
という理由だけではないような気がする。
ふつうでは、ついていけない、
支え続けられないはずなんだ。
それは、おそらく、みんなふつうじゃないから。
ふたりのパートナーも、ともに天才であり、
娘のりえ子さんも、
その血を継いでいるからなんだろうと思う。
お互いを「バ~カ」と褒め合って、
どんなことでもすぐギャグに替えてしまう、
不思議な家族の記録。たくさん笑って、泣かせてもらった。
この本は、父が亡くなった後、すぐに購入した。
親を亡くした人の気持ちに
触れたかったから手にした一冊だ。
赤塚さんは、その最後まで破天荒だった。
その時のりえ子さんのがんばりを知れば、
がんばらずにはいられなくなる。
なんて言われるけれど、本のタイトルもそうであろう。
「バカボンのパパよりバカなパパ」。
まさに、見事。どんな内容かがすぐにわかり、そして
父親へのあふれんばかりの愛情が伝わるタイトルだと思った。
これは、天才ギャグ漫画家赤塚不二夫さんの一人娘である
りえ子さんが綴った、赤塚不二夫一家の物語だ。
人を笑わせるためなら、命懸け。そこまでやるか、
ということを平気でやる赤塚さん。
父親としては、落第点。夫としては
ろくでなし、と呼ばれても不思議ではない。
それでも家族に愛され続けたのは、
その才能を認めていたから、
という理由だけではないような気がする。
ふつうでは、ついていけない、
支え続けられないはずなんだ。
それは、おそらく、みんなふつうじゃないから。
ふたりのパートナーも、ともに天才であり、
娘のりえ子さんも、
その血を継いでいるからなんだろうと思う。
お互いを「バ~カ」と褒め合って、
どんなことでもすぐギャグに替えてしまう、
不思議な家族の記録。たくさん笑って、泣かせてもらった。
この本は、父が亡くなった後、すぐに購入した。
親を亡くした人の気持ちに
触れたかったから手にした一冊だ。
赤塚さんは、その最後まで破天荒だった。
その時のりえ子さんのがんばりを知れば、
がんばらずにはいられなくなる。
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