父が残してくれた本(その6)逢坂剛「情状鑑定人」。 [本]
逢坂剛さん。この作家さんの本も読むのは初めてだ。
プロフィールを見ると広告代理店に入社とある。
この人も、元広告マンなんだなあw
山本一力さん、藤堂志津子さんに続いてこれで3人目、
偶然なんだろうけど、父は元広告マンの作家の本を
たくさん読んでいたようだ。
というか、私が、そういう作家を父が残した本の中から
知らず知らずの間にセレクトしてるのかもしれない。
う〜ん、しかし、よく言われることでもあるが、
広告畑出身の作家さんは非常に数が多い。
古くは、開高健さん、山口瞳さん、半村良さん。
伊集院静さん、群ようこさん、石田衣良さん、原田宗典さん、
宮本輝さん、林真理子さん、中村うさぎさん、
中島らもさんもそうだ。
そして、そういう作家さんたちの本は、好みに合う。
逢坂剛「情状鑑定人」は、7つの話が収められたミステリー短編集。
かなり昔に書かれたもののようだが、どの話も最後に
どんでん返しが用意されていて、とてもおもしろい。
短編小説特有の物足りなさを、あまり感じさせなかった。
誘拐事件をテーマにした表題「情状鑑定人」、
銀行強盗もの「非常線」、タクシー運転手の身代わりをすることに
よっておこる事件「不安なナンバー」、バーにあらわれる
ミステリアスな女を描いた「都会の野獣」などなど。
ミステリー小説ということで、すべてがなんらかの事件を
扱ったものなので、後味がよくないものもあるが、
えぐい描写は出てこない。
テンポよく読んでいける短編小説集だと思う。
プロフィールを見ると広告代理店に入社とある。
この人も、元広告マンなんだなあw
山本一力さん、藤堂志津子さんに続いてこれで3人目、
偶然なんだろうけど、父は元広告マンの作家の本を
たくさん読んでいたようだ。
というか、私が、そういう作家を父が残した本の中から
知らず知らずの間にセレクトしてるのかもしれない。
う〜ん、しかし、よく言われることでもあるが、
広告畑出身の作家さんは非常に数が多い。
古くは、開高健さん、山口瞳さん、半村良さん。
伊集院静さん、群ようこさん、石田衣良さん、原田宗典さん、
宮本輝さん、林真理子さん、中村うさぎさん、
中島らもさんもそうだ。
そして、そういう作家さんたちの本は、好みに合う。
逢坂剛「情状鑑定人」は、7つの話が収められたミステリー短編集。
かなり昔に書かれたもののようだが、どの話も最後に
どんでん返しが用意されていて、とてもおもしろい。
短編小説特有の物足りなさを、あまり感じさせなかった。
誘拐事件をテーマにした表題「情状鑑定人」、
銀行強盗もの「非常線」、タクシー運転手の身代わりをすることに
よっておこる事件「不安なナンバー」、バーにあらわれる
ミステリアスな女を描いた「都会の野獣」などなど。
ミステリー小説ということで、すべてがなんらかの事件を
扱ったものなので、後味がよくないものもあるが、
えぐい描写は出てこない。
テンポよく読んでいける短編小説集だと思う。
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