この秋、いろんなドラマをミタ。

子どもが小さいので、我が家では、
夜はTV厳禁。ドラマなんて、ここ数年、ほとんど見た事が
ありませんでした。よく見てたのは、
娘が生まれる前だから、相当昔ですね。
アナログ放送終了を機会に、事務所のテレビもデジタル化、
ついでにブルーレイレコーダーも買ったので、
久々にドラマでも楽しもうかと、この秋、
いろんなドラマを録画して、仕事の合間に見ました。
事務所でなんで、どちらかというと、ながら見、
真剣に見てたわけではないんですけどね。

「南極大陸」
日曜の９時。いわゆる日曜劇場。金もかけ、相当
気合いをいれてつくった作品だったらしいですが、
視聴率は期待されていたほど伸びなかったみたいですね。
う〜ん、正直、見ててつまらなかった。
木村拓哉だけが目立ってるという印象。
昭和って感じが全然しなかったなあw

「俺の空、刑事編」
これは、正直、ぜんぜん期待してなかったんだけど。
原作が好きなんですよね。
原作のイメージとキャストが違いすぎるなあ。
特に、安田一平。
その安田一平を演じた俳優さんの演技が
別の意味ですごかった。新人なのかなあ。
予想通り、漫画のようなドラマでしたが、
漫画のドラマ化だから、
これはこれでいいんでしょうね。

「私が恋愛できない理由」
月曜９時。いわゆる月９。恋愛のうまくいかない3人の
女性の日常を描いたドラマ。昔からよくあるパターンの
ドラマだなあ、と感じました。
香里奈、吉高由里子はいいんだけど、あと一人が
バランス取れてないなあ、なんて感じましたがw

「ＤＯＣＴＯＲＳ　最強の名医」
スーパードクターの物語。こういうドラマは定番ですね。
ヒーローものの一種で、安心して見れる。
個人的に、好きなドラマでした。

「相棒season10」
10シーズン目に入った人気シリーズ。
はじめて見ましたが、なるほど、確かに
おもしろい。好きになるとはまるドラマだなあ、
と思いました。

「蜜の味」
見た中で、いちばん、う〜ん……と思ったドラマです。
正直、このストーリーはないでしょう。
ただ、菅野美穂の演技がすごいと思った。
この人は、目だけで演技できるんですね。

「家政婦のミタ」
この秋、いちばん話題になったドラマですね。
最初から見てますが、無表情な松嶋菜々子の演技、
初めの頃は、実はロボットだった、
なんてオチが出て来るのかな、なんて思ってました。
おそらく震災の年だから、こういう設定の
ドラマが生まれたんだろうなあと思います。
考えられないほど悲惨な過去をひきずって、笑う事を
封印してしまった家政婦の物語。
そんな人間の発するメッセージなら、
悲しみに包まれている人々の心に届けることが
できるのではないかと。
う〜ん、でも、もしそういう意図なら、
違うんだろうなという気がしますね。
ドラマを楽しんでるのは、
悲しみを抱えてない人たちなんじゃないかな。
「がんばろう日本」という言葉が被災地向けではないのと、
同じ理由ですね。

まあでも、人気が出た理由はわかります。
いよいよきょうが、最終回、
どういう展開になるんでしょうね。