木村充揮、自伝「憂歌団のぼく、いまのぼく」。 [音楽(木村充揮)]
ここ数年、いろんなミュージシャンの自伝が発売されていますが、
木村充揮さんも、最近出したんですね。
立ち寄った本屋さんで偶然見つけたんで、買って読みました。
エリッククラプトンやドンフェルダー、
ジャクソンブラウン(自伝ではないですが)、そして上田正樹。
過去に読んだ自伝は、こんなこと書いて大丈夫なの?
というような強烈な内容だったので、
木村さんのもそうなのかな、と思って
期待したんですが…、
う〜ん、ちょっと肩すかしw
どちらかというと、ほのぼのとした自伝。
ま、木村さんの人柄なのかもしれませんね。
内容はソフトですが、おもしろいエピソードも満載でした。
春一番に出してもらおうと「ディラン」を訪ねて門前払いをくらった話。
忌野清志郎さんに悩みを相談しにいった話。
憂歌団の名前の由来。影響を受けたシンガーたち。
パチンコをやめたきっかけ、などなど。
特に興味深かったのが、
「ぼくの歌の先生たち」というパート。
木村さんは最近、(ほぼ)英語でカバーしたジャズアルバムを
2枚リリースしたんで、日本語で歌うことへのこだわりは
ないのかな?と思ってたんですが、
すごくこだわってる人なんですね。
このパートは、うんうん、その通り、とうなずきながら
楽しく読ませてもらいました。
ちょっと引用させてもらいます。
キー坊(上田正樹)はソロになって、東京に出てやがて「悲しい色やね」の
大ヒットを飛ばして、ぼくはよかったなあと思っていたのだが、
やがて、残念なことにキー坊はまた英語の世界に戻ってしまった。
サウストゥサウスの時に、ライブでビートルズのカバーの
「GET BACK」をR&Bでやっていたがすごくかっこよかった。
ぼくは、それを日本語でできなかったのかなあと今でも
残念に思っている。(RCサクセションはそれをやった!
サウスももうひといきだったのに…)
日本人が英語でやると、何をやっても、どうしてもコピーに
しかみえない。せっかくがんばっていて、いい感じなのに
もったいないと思う。
(以上、木村充揮自伝より引用)
日本語にこだわり続けた忌野清志郎さん、英語の世界へと
シフトしてしまった上田正樹さん、
敬愛するミュージシャンたちへの
私個人の思いは、このブログにあふれてますが、
う〜ん、木村さんも同じ思いだったんだなあ。
じゃあ、なぜ、あんなアルバムをw
(過去記事)(過去記事)
次は日本語のカバーアルバム、頼みますよw
そうそう、
ファンの最大の関心事といえば、いうまでもなく憂歌団ですよね。
なぜ、休止したか。今後はどうするのか、などなど
木村さんなりの考えがたくさん語られていますが、
ここで書くのは、いわばネタバレですよね。
気になる方は買って読んでください。
木村充揮さんも、最近出したんですね。
立ち寄った本屋さんで偶然見つけたんで、買って読みました。
エリッククラプトンやドンフェルダー、
ジャクソンブラウン(自伝ではないですが)、そして上田正樹。
過去に読んだ自伝は、こんなこと書いて大丈夫なの?
というような強烈な内容だったので、
木村さんのもそうなのかな、と思って
期待したんですが…、
う〜ん、ちょっと肩すかしw
どちらかというと、ほのぼのとした自伝。
ま、木村さんの人柄なのかもしれませんね。
内容はソフトですが、おもしろいエピソードも満載でした。
春一番に出してもらおうと「ディラン」を訪ねて門前払いをくらった話。
忌野清志郎さんに悩みを相談しにいった話。
憂歌団の名前の由来。影響を受けたシンガーたち。
パチンコをやめたきっかけ、などなど。
特に興味深かったのが、
「ぼくの歌の先生たち」というパート。
木村さんは最近、(ほぼ)英語でカバーしたジャズアルバムを
2枚リリースしたんで、日本語で歌うことへのこだわりは
ないのかな?と思ってたんですが、
すごくこだわってる人なんですね。
このパートは、うんうん、その通り、とうなずきながら
楽しく読ませてもらいました。
ちょっと引用させてもらいます。
キー坊(上田正樹)はソロになって、東京に出てやがて「悲しい色やね」の
大ヒットを飛ばして、ぼくはよかったなあと思っていたのだが、
やがて、残念なことにキー坊はまた英語の世界に戻ってしまった。
サウストゥサウスの時に、ライブでビートルズのカバーの
「GET BACK」をR&Bでやっていたがすごくかっこよかった。
ぼくは、それを日本語でできなかったのかなあと今でも
残念に思っている。(RCサクセションはそれをやった!
サウスももうひといきだったのに…)
日本人が英語でやると、何をやっても、どうしてもコピーに
しかみえない。せっかくがんばっていて、いい感じなのに
もったいないと思う。
(以上、木村充揮自伝より引用)
日本語にこだわり続けた忌野清志郎さん、英語の世界へと
シフトしてしまった上田正樹さん、
敬愛するミュージシャンたちへの
私個人の思いは、このブログにあふれてますが、
う〜ん、木村さんも同じ思いだったんだなあ。
じゃあ、なぜ、あんなアルバムをw
(過去記事)(過去記事)
次は日本語のカバーアルバム、頼みますよw
そうそう、
ファンの最大の関心事といえば、いうまでもなく憂歌団ですよね。
なぜ、休止したか。今後はどうするのか、などなど
木村さんなりの考えがたくさん語られていますが、
ここで書くのは、いわばネタバレですよね。
気になる方は買って読んでください。
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