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生涯一捕手、城島健司引退。 [スポーツ]

小久保裕紀選手に続いて、ホークスの顔ともいえるプレイヤーが

ユニフォームを脱ぐことになった。城島健司捕手、いまは

よそのチームのユニフォームを着ているが、やっぱりこの人は、

ホークスの顔だと思う。その昔、ホークスには、「三兄弟」がいた。

しっかり者の長男的存在、小久保、静かに燃える次男、松中。

そして、いちばんやんちゃな三男坊と言われたのが城島だ。



キャッチャーとしてのリードは大胆、パフォーマンスは派手。

おおざっぱで、楽天的な性格のように見られがちだが、

実際は、とても繊細な人だと思う。捕手としての責任感が強く、

自分のリードのミスでチームが負けると、悩み込んでしまうような選手。

ホークス時代、そういうことが何度もあったようだ。



捕手としての復帰は無理だったようだが、あと契約は一年残っている。

一塁手としてあと一年続ければ、それだけで4億円を手に出来るのだが、

捕手以外の道は、城島選手の頭にはなかったようだ。

この人らしい、引き際だ。



「試練は、乗り越えられるものにしかやってこない」

これは、ソフトバンクホークス王会長の言葉。ホークス時代、城島選手は

そんな言葉に励まされて、試練を一個一個乗り越えてきたそうだ。

でも、今回のケガという壁は、あまりにも大きすぎたようだ。



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