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ポール・マッカートニー大阪公演2013、ライブレポ。 [音楽の話(洋楽)]

はじめての生ポールw
というわけで、この日は、朝から気もそぞろ。
事務所でも、エンドレスでポールの新譜をかけっぱなしでした。
この日11月11日は、日本公演初日。
後から決まった追加公演でもあります。

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ポール・マッカートニー OUT THERE TOUR 日本公演 
2013.11.11 大阪京セラドーム

ポール・マッカートニー:ボーカル、ベース、ピアノ、ギター
ラスティー・アンダーソン:ギター、ベース
ブライアン・レイ:ギター、ベース
ポール・ウィックス・ウィッケンズ:キーボード、ギター
エイブ・ラボリエル・ジュニア:ドラム、ベース

急遽決まった追加公演でしたが、場内は超満員。
年齢層は、下は20代、上は60代、いや70代かな。
ポールが71だから、当然いますよね同世代の方々。
どちらかというと、自分より上の世代の方が多いように感じました。
だから、ずっと座りっぱなしだと思ったんですけどね。
開演30分前になると、ステージ両脇に設置された
スクリーンを使って映像と音のショータイム。
これが、なかなか楽しかった。

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7時10分頃、場内が暗転。
ポールが、ヘフナーのバイオリンベースを肩に
真っ赤なジャケットを着て登場しました。
すると、予想に反して、一斉にアリーナのお客さんが総立ちに。

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オープニングは、ビートルズナンバー
「Eight Days a Week」
2曲目に、出ました、NEWアルバムから。
「Save Us」
ポールは日本公演から新曲をセットリストに入れる
といっていたので、これが初披露だと思います。
曲の後、ポールの第一声。
「まいど、オオサカ。ただいま〜。」

ふたたび、ビートルズナンバー
「All My Loving」
「今晩、日本語、がんばります。でも、英語の方が得意です。」

そして、ウイングスナンバーが登場。
「Listen to What the Man Said」
「Let Me Roll It」
ここから、ポールの言葉を同時通訳して、スクリーンで
流されるようになりました。同時通訳とはいえ、
タイムラグがあるのでそんなに効果的ではないように感じましたが、
ちゃんとメッセージを伝えよう、というポールの
気持ちがうれしいですね。

おなじみのビートルズナンバー
「Paperback Writer」
新妻ナンシー・シェベルさんに捧げたラブソング
「My Valentine」
ウイングスナンバーと続いていきます。
「1985」

ここで出ました。特に聞きたかった曲のひとつ。
前半のハイライトのように感じました。
「Long and Winding Road」

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前妻、故リンダ・マッカートニーとのメモリーソング
「Maybe I'm Amazed」
を歌い、その後ビートルズナンバーが続きます。
「 I've Just Seen a Face」
「We Can Work It Out」

ここで、初のソロシングルである
「Another Day」が演奏されました。
今回のツアーは、ソロアルバムからの選曲が少ないようです。
そして、ビートルズナンバー2曲
「And I Love Her」
「Black Bird」
Black Birdは、ポールの弾き語りです。

「次の歌は、ジョンのためです」という紹介で
アルバム「タッグ・オブ・ウォー(Tug Of War)」収録曲。
「Here Today」亡きジョンレノンとの思い出を綴った曲です。
ここで、再び新譜から、
「New」
「Queenie Eye」
初披露のはずですが、演奏のクオリティは
他の曲と変わりません。ずっと固定されているという
バックのメンバーがすご腕。
ひとつのバンドといってもいいかもしれません。

ビートルズナンバーが続きます。
「Lady Madonna」
イエローサブマリン収録曲。
「All Together Now」
サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド収録曲。
「Lovely Rita」

新譜から。ツアータイトルは、この曲からきてるんでしょうね。
「Everybody Out There」
ビートルズナンバー
「Eleanor Rigby」

この後続く2曲は、亡きジョンとジョージを偲んで。
ジョンが歌ったビートルズソング、
「Being for the Benefit of Mr. Kite」
続いてジョージハリスンの代表曲、泣けましたw
「Something」
この曲ではポールはジョージからプレゼントされたという
ウクレレを演奏。

誰もが知ってるビートルズナンバー、
大合唱となりました。
「Ob-La-Di, Ob-La-Da」
その後、ウイングスとビートルズの曲が交互に
続いていきますが、違和感ないですね。
「Band on the Run」
「Back in the USSR」

イントロが聴こえた瞬間、場内がざわめき、
ため息がこだましました。
特に人気のあるビートルズナンバー。
ポールといえば、これですね。
なんか、いろんなことを思い出したなあw 涙、涙でした。
「Let It Be」

Guns N' Rosesもカバーしているウイングスの代表曲。
映画「007 死ぬのは奴らだ」のテーマ曲でもあります。
爆音とともに花火が爆裂。視覚的に圧倒される
パフォーマンスでした。70越えて、こういう曲を
セレクトするのはすごい。
「Live and Let Die」

最後の曲は、やっぱりこれでした。ビートルズナンバー
「Hey Jude」
いろんな映像でその光景を目撃して、
一度でいいからやってみたい、と思っていた大合唱。
その夢がかないました。

アンコールは、3曲。日本の国旗を持って登場しました。
ビートルズナンバーとウイングスの曲を交互に。
「Day Tripper」
「Hi Hi Hi」
「Get Back」

アンコールはもう一回ありました。

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ビートルズの大ヒット曲から、
ビートルズでいちばんヘビィな曲、
そして、アルバム「アビィロード」のメドレーという構成。
まさに完璧です。
「Yesterday」
「Helter Skelter」

「そろそろ帰る時間です」とポール、
「ノー」と返す観客。
「Golden Slumbers 〜 Carry That Weight 〜The End」
「また、会いましょう!!」そんな言葉を残し、去っていきました。

最初から最後まで、アリーナの観客はオールスタンディング。
この年齢層のオーディエンスを自然にそうさせるのは、さすがです。
バンドメンバーは02年以来不動だそうですが、
なによりもその5人だけでやってるのがすごい。
(イーグルスなんて、サポートだらけでオーケストラみたいだった。
あれは、ロックではありませんw)

2時間45分、39曲。あの頃と変わらぬキーで
シャウトする71歳のロックンローラー。感動しました。


セットリスト

1. Eight Days a Week
2. Save Us
3. All My Loving
4. Listen to What the Man Said
5. Let Me Roll It
6. Paperback Writer
7. My Valentine
8. 1985
9. Long and Winding Road
10. Maybe I'm Amazed
11. I've Just Seen a Face
12. We Can Work It Out
13. Another Day
14. And I Love Her
15. Black Bird
16. Here Today
17. New
18. Queenie Eye
19. Lady Madonna
20. All Together Now
21. Lovely Rita
22. Everybody Out There
23. Eleanor Rigby
24. Being for the Benefit of Mr. Kite
25. Something
26. Ob-La-Di, Ob-La-Da
27. Band on the Run
28. Back in the USSR
29. Let It Be
30. Live and Let Die
31. Hey Jude

アンコール
32. Day Tripper
33. Hi Hi Hi
34. Get Back

アンコール
35. Yesterday
36. Helter Skelter
37. Golden Slumbers 〜
38. 〜 Carry That Weight 〜
39. 〜 The End

日本公演、すべてが終了しましたが、日によって
微妙にセットリストが変わったようです。
演奏されたのは、次の3曲。
「Jet」
「Things We Said Today」
「I Saw Her There Standing There」


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