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新生・憂歌団ライブ2014/一回目。 [音楽(木村充揮)]

復活した憂歌団、初めてのライブが、3月20日に地元大阪で行われました。
タイトルは、憂歌団、一回目。
亡き島田和夫に変わって、メンバーに選ばれたのが、
元RCサクセションの新井田耕造。
そして場所が、リニューアルされたフェスティバルホール。
人選もそうですが、その場所にも、ちょっと違和感。
憂歌団といえば、ライブハウス。
ライブハウスだからこそ感じられる、あの熱気、
掛け合いの面白さがなくなるんじゃないかと…。


写真462.jpg


憂歌団「一回目」 2014 3月20日 大阪フェスティバルホール

場内暗転とともに出て来たのは、なんとチンドン屋さん。
前説って感じでしょうか。短いパフォーマンスでしたが、
かなり盛り上がりました。
このあと新井田さんを加えたメンバー4人が登場。
新生憂歌団の一回目がはじまりました。

一曲目は、初めて聞く曲。憂歌団の新しいテーマ曲のようです。
そして、「思い出酒場」「サマータイムブルース」と続きます。
「サマー〜」を選んだのは、新井田さんを意識した選曲かな。
RCでもやってた曲ですもんね。
この曲が終わった後、ちょっとブレイク。
お客さんとの掛け合いがはじまりました。
「木村のアホ!」「じゃかましわい!アホいうもんがアホじゃ!」
という、いつものやつです。
客席との一体感のないホールで、こういうのがうまくいくのかな、
と気になっていたんですが、そんな心配は無用でした。
木村さんがボケると、客がすぐにつっこむ
といった感じで、かけあいは延々と続きました。
前回の「島田祭り」同様、昔の憂歌団を知ってる
ファンがたくさん集まっていたんだと思います。

おなじみの「10$の恋」を演奏した後、珍しい曲が2曲。
「YOU BELONG TO ME」と「オールド・サウス・ブリッジ・ロード」
木村さんのソロライブを含めて、
この2曲を生で聞くのは、たぶんはじめてです。
で、再び、長い掛け合い。

アルバム「憂歌兄弟」収録のナンバーが
「歩こう」が演奏されました。
ギターソロは木村さん。すごくいいです。
もちろん、早さでは勘太郎さんにかないませんが、
味というか、うまさという部分では
いまや負けてませんね。その後、
「夢」「つぼ」「地獄谷クロスロード」と続いて
「聖者の行進」。

ここからおなじみの憂歌団ナンバーが続きます。
「あたしの彼氏」
「胸が痛い」
「おそうじおばちゃん」
「嘘は罪」のアレンジは秀逸。個人的に、この日の
ベストパフォーマンスです。

「憂歌兄弟」収録の
「Moonlight Stealer」「アイスクリンマン」。
演奏の後、木村さんが、島田さんのことを
しゃべりました。島田さん亡き後、ライブでその名を
口にするのははじめてかもしれません。

ライブ終盤は、スピーディーに進みました。
「空高く」「シカゴバウンド」
「嫌んなった」「Stealin'」
そして、アンコールは3曲。
「心はいつも上天気」でフィナーレでした。

新生憂歌団ライブ。個人的に、その新生の部分を期待してたんですが
う〜ん、どうなんだろう。
新井田さんが加入したことで、ロック色が強まったというのは
あるけど……、
でも、それでいいのかもしれませんね。

ただ、間というかノリはやっぱり、ライブハウス仕様だと
思うし、どうするんだろうなあ、これから。
キレイなホール、凝った照明は、あんまり似合ってないな、
という感じがしました。

でも、また見にいきます。


セットリスト

・オープニング
・思い出酒場
・サマータイムブルース
・10$の恋
・YOU BELONG TO ME
・オールド・サウス・ブリッジ・ロード
・歩こう
・夢
・つぼ
・聖者の行進
・あたしの彼氏
・胸が痛い
・おそうじおばちゃん
・嘘は罪
・Moonlight Stealer
・アイスクリンマン
・空高く
・シカゴバウンド
・嫌んなった
・stealin
・エンディング

アンコール
・?
・キスに願いを
・空はいつも上天気




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