SSブログ

ジャクソン・ブラウン大阪公演2015 3.16 [音楽(ジャクソン・ブラウン)]

ジャクソン・ブラウン/JAPAN TOUR 2015
3月16日、大阪公演(フェスティバルホール)ライブレポ

前回のライブは、2010年。このときはシェリル・クロウとの
ジョイント。単独公演となると前回は2008年だったので、
7年ぶりということになります。3月9日の東京公演ではじまったジャパンツアー。
セットリストやライブレポがブログ等に書かれてたのですが、
あえて読むのをがまん。予習無しに見た方がライブは楽しいですよね。
会場は復活したフェスティバルホール。音響は抜群、設備も最新。
場所としては文句なしです。
会場に入ると「本日の公演は、休憩をはさんで二部構成になります。」
というジャクソンブラウンの公演ではおなじみのアナウンス。
そして、その後にサプライズ。「本日の公演は、携帯、スマートフォンでの
静止画撮影のOKが出ました」とのこと。動画撮影、デジカメ、プロ機材の
撮影はかたくお断りします、という注釈はつきましたが、
ジャクソンブラウン日本公演でははじめてのサービス。
ポールマッカートニーもそうだったけど、時代の流れなのかな。

IMG_1673-400.jpg

定刻午後7時に場内暗転、ジャクソンブラウンが新しいバンドとともに
出てきました。その瞬間、ものすごい拍手。この日の公演は、一日で
ソールドアウトになったそうなので、昔からの熱狂的なファンが
集まってきてるんでしょうね。特に大阪にファンが多いといわれる
ジャクソンブラウンの公演ならではの光景なんだと思います。

IMG_1678-450.jpg

オープニングは、96年のアルバム「ルッキング・イースト」収録曲
「The Barricades of Heaven」
渋い曲を選びましたね。シェリルとのジョイントでは「Time The Conqueror」、
08年の単独公演では「Boulevard」、そして初リリースのライブビデオでは
「Black & White」。さて今回は、とドキドキしながら待っていたのですが、
ちょっと拍子抜けw 「I’m Alive」あたりか、あるいは意表をついて
「Doctor My Eyes」かな、なんて思ってたんですけど。
ちょっと脱線しますが、ジャクソンブラウンが最もパワフルだった時期の
「HOLD OUTツアー」大阪3公演のオープニングは、
日替わりで「Running on Empty」「The Fuse」「Take It Easy」でした。
すごいでしょw

一曲目が終わったあとも、ものすごい拍手。
ジャクソンも、「大阪へ戻ってこれてうれしい。」みたいなことを言ってました。
2曲目は、「Something Fine」。デビューアルバム収録曲です。
続いて、新譜「スタンディング・イン・ブリーチ」から
「The Long Way Around」「Leaving Winslow」
レコーディングメンバーであるヴァル・マッカラムとグレッグ・リーズが
素晴らしい掛け合いを見せてくれました。
やっぱりうまいです、このバンド。20年間活動を続けてきた
前バンドに負けてませんね。
ギタリスト二人の紹介の後、懐かしいイントロが。
「These Days」です。

ギターをかかえ、次の曲へ移ろうとしたとき、場内から
「レイト・フォー・ザ・スカイ」の声が。
ギターを置き、ピアノの前へ行ってリクエストに応えてくれました。
ジャクソンブラウンではおなじみのシーンですね。
「Late for the Sky」
曲を変更したのではなく、リクエスト曲を加えてくれたようです。

その後、クーチことダニーコーチマーの曲だという紹介があって、
「Shaky Town」。これは驚きました。
この曲、過去にやったことありましたっけ? 記憶にないなあ。
そして「I’m Alive」
メンバー紹介があって、
ウッディガスリーの文章に曲をつけた「You Know The Night」
さらに、ジャクソンブラウンの作詞面の最高傑作ともいわれる
アルバム「レイト・フォー・ザ・スカイ」から2曲。
「For A Dancer」「Fountain of Sorrow」
「For A Dancer」のコーラス、「Fountain of Sorrow」のギターソロが
素晴らしかった。
ここで第一部終了。ジャクソンは、15分ぐらい休憩するよ、
という言葉を残して去って行きました。

IMG_1682-450.jpg


第二部は、アルバム「プリテンダー」収録曲、
「Your Bright Baby Blues」でスタート。
ファーストアルバム収録曲「Rock Me on the Water 」へと続き、
新譜からメッセージ色の強い3曲が演奏されました。
「If I Could Be Anywhere」「Which Side?」
「Standing In the Breach」
おそらくこの3曲が、今回のツアーのハイライト。
何十年も前からブレることなく反核、反原発、そしてラブ&ピースを
訴え続けるジャクソンが最も大切にしているパートだと思います。

続いては「Looking East」。オリジナルとは、
かなりキーが違いますが、演奏面でいちばんパワフルだった曲。
ギタリスト二人のソロの掛け合いが圧巻でした。
新譜に戻って、ザ・バーズへのオマージュだという
「The Birds of St. Marks」
新加入のギタリスト、グレッグ・リーズが12弦ギターを演奏。
ここで場内から、まさかのリクエスト。
「Hold Out」の声が響きましたが、
これはレパートリーに入ってないでしょうね。
ジャクソンも驚いてたみたいです。

IMG_1687-350.jpg

次に選ばれた曲は、「The Late Show」
またまたアルバム「レイト・フォー・ザ・スカイ」からの選曲です。
そして、初期の代表曲「Doctor My Eyes」
このあたりで、「The Pretender」かな、と思ったんですが、ラストでした。
ラストはもちろん、「Running on Empty」
リリースされたライブビデオもそうでしたが、ジャクソンは
昔とは違いアコースティックギターを演奏しながら歌いました。

IMG_1696.jpg

ジャクソンブラウンのアンコールといえば、
「The Load Out~Stay」が定番でしたが、ここ最近は演奏してないとのこと。
となると、あれしかないということで予想していましたが、
ぴたりと的中。「Take It Easy」
メドレーで「Our Lady of the Well」へと続くアルバム再現バージョンです。
その後、「Before The Deluge」を歌ってくれるのかな、
と思っていたんですが、ここで終了。ほんの少し物足りなさが残りました。
日本公演のいままでのセットリストを見ると、
全24曲(12日のみ25曲)なので、この日は1曲少ない。
昔のファンは、終わってアカリがついて終了を告げる場内アナウンスが
あっても帰りませんでしたよね。
出て来るまであきらめずアンコールの拍手を続けてた。
そして、明るい中、ジャクソンが出てきて歌ったことがありました。
あの再現は無理かな、年齢的に。ファンの方がねw




ジャクソン・ブラウン大阪公演2015 3.16
セットリスト

第一部
O1 The Barricades of Heaven
02 Something Fine
03 The Long Way Around
04 Leaving Winslow
05 These Days
06 Late for the Sky
07 Shaky Town
08 I’m Alive
09 You Know The Night
10 For A Dancer 
11 Fountain of Sorrow

第二部
12 Your Bright Baby Blues
13 Rock Me on the Water
14 If I Could Be Anywhere
15 Which Side?
16 Standing In the Breach
17 Looking East
18 The Birds of St. Marks
19 The Late Show
20 Doctor My Eyes
21 Running on Empty

Encore
22 Take It Easy〜
23 Our Lady of the Well


nice!(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

Facebook コメント

トラックバック 0