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ジャクソン・ブラウン大阪公演2015 3.19(日本最終公演) [音楽(ジャクソン・ブラウン)]

ジャクソン・ブラウン/JAPAN TOUR 2015
3月19日、大阪追加公演(フェスティバルホール)ライブレポ。

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3月16日大阪公演の後、17日の広島公演をはさんで、
ふたたび大阪に帰ってきたジャクソン。
今夜は大阪追加公演、2015年ジャパンツアーのラスト、千秋楽です。
16日は即日ソールドアウトだったそうですが、
追加公演は当日券も発売されていたようで、9割ぐらいの入りという感じ。
3階席はかなりあいていました。
この日も、携帯・スマホでの撮影OKとのアナウンス。どうやら、
このツアーすべてがそうだったんでしょうね。
しかし、なぜか、タブレットはNGとのこと。なんで??

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この日も、ほぼ定刻にスタート。拍手も、
客の入りに比例して月曜日よりはやや控えめな感じです。
オープニングは、「The Barricades of Heaven」
このツアーでは、ずっとこの曲のようですね。
2曲目、月曜日は「Something Fine」でしたが、この日は
同じファーストアルバムから「Looking Into You」を選びました。
そして、新譜「スタンディング・イン・ブリーチ」から
「The Long Way Around」「Leaving Winslow」
曲が終わると、ギタリスト二人の紹介が行われました。

ここで、客席からの声に反応して、ジャクソンが「まいど」と応えました。
私には、「ジャクソン、ファイト!」と呼びかけたように聞こえたんですが、
「まいど」だったのかな? まあ、どっちでもいいけどw
これをきっかけに、ジャクソンが大阪弁を思い出したようで、
「おおきに」や「まいど」を連発していました。
毎回、大阪公演では、「ありがとう」の替わりに「おおきに」って
応えてくれていたんですが、先日はそれがなかった。
やっぱり「おおきに」って言ってくれるほうが関西人はうれしいですね。

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グッドフレンド、ダニーコーチマーの曲だという紹介で
アルバム「Running on Empty」収録曲「Shaky Town」
次の曲「I’m Alive」に移ろうとしてギターを抱えたとき、
「Late for the Sky」のリクエストが。
「オー」と言ってうなずき、ギターを置いて急遽ピアノの前に。
おなじみのイントロを奏でると、場内からものすごい拍手。
第一部でいちばん盛り上がったパートです。
「Late for the Sky」
そして、「I’m Alive」へと続きます。

曲が終わった後、何か話していましたが、
どうやら曲を変更したようです。
一度抱えたギターを交換しました。
曲は「Something Fine」
これもちょっとしたサプライズですね。このツアーで、
第一部の2曲目に演奏されていた曲。
今夜はもう聴けないと思っていたんですが。

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そして、ウッディガスリーの文章に
曲をつけたという「You Know The Night」
ギタリスト以外のバンドのメンバー紹介を忘れていたようで、
ここであわてて紹介。
前半の最後は、アルバム「Late for the Sky」収録の
「For A Dancer」
ところが、ここでサプライズ、というかハプニング。
ジャクソンが途中で歌詞を忘れること、2回。
3回目にようやくうまくいきましたw  ジャクソンって、わりとこれを
やるんですが、二度続けてミスるのは珍しいですよね。
この後、月曜日は、「Fountain of Sorrow」をやってくれたのですが、
この日はカット。時間の都合だと思います。
15分休憩するよ、と言って引っ込みました。


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第二部、月曜日は約30分ほど休憩を取っていましたが、この日は
きっちり15分で登場。オープニングは、アルバム「Pretender」収録曲、
「Your Bright Baby Blues」でスタート。
この後、この日二度目のリクエストに応えてくれました。
「The Pretender」です。
コンサート終盤で必ずやってくれる定番曲なんですが、
月曜の大阪公演ではなし。それだけにうれしかったです。

続いて、新譜から「If I Could Be Anywhere」
今回のツアーの流れからいくと、「Which Side?」
「Standing In the Breach」と新譜紹介パートかな
と思いましたが違いました。アルバム「Lives In The Balance」表題曲、
「Lives In The Balance」
この曲は、反戦を主張し続けるジャクソンブラウンが
当時のアメリカの中南米政策を批判したメッセージソング。
過去のコンサートでは何度も歌われてますが、今回の日本公演では初登場です。
そして、ハイチ地震にインスパイアされて書いたという
「Standing In the Breach」

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この後、おそらく客席の誰かが、原発や福島への思いをジャクソンに
尋ねたのでしょう。ゆっくり、静かに、長く
ジャクソンがスピーチしました。
そして「Looking East」。この曲の後にも、
スピーチがありました。70年代から反核・反原発を訴え続けている
ジャクソンブラウン。その思いを一度ではしゃべりきれなかったんでしょうね。
さらにメッセージソングが続きます。
「Far From The Arms Of Hunger」
飢え、略奪、戦火、支配のない世界への願いを歌った歌、
アルバム「TIME THE CONQUEROR」収録曲です。

そして、コンサートは一挙にフィナーレへ。
「The Late Show」を期待したんですが、今夜はなし。
そういえば、「The Birds of St. Marks」もなかった。
「Doctor My Eyes」
「Running on Empty」
「サンキューおおさか、おおきに、まいど」
そんな言葉を残し、ステージを後にしました。

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アンコールは、ずっと固定されているようです。
「Take It Easy」〜「Our Lady of the Well」
おなじみのメドレーを歌って、引っ込んでしまったので
そのまま終わりか、と思ったら、この日は違いました。

二回目のアンコールに応えてくれました。
曲は、3.11にも歌った「Before The Deluge」
1979年の「NO NUKES」コンサートでも取り上げられた
メッセージ色の強い曲。
そして、人差し指を立てて「ワンモワ」と叫ぶ観客に
ジャクソンも同じく人差し指を立て「ワンモア?」と聞き返し、
もう一曲追加してくれました。
「I'm A Patriot」

月曜と比べると、今回の方が良かったかな。
千秋楽ですもんね。余力を残さずやってくれるでしょうし。
それに、座席。見る場所が変わると印象も変わる。
前回は21列目だったんですが、今回は4列目。
そりゃ、今回の方がいいに決まってます。

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セットリストでは、月曜と比べて、増えたのが、
Looking Into You、Pretender、Lives In The Balance、
Far From The Arms Of Hunger 、Before The Deluge、
I'm A Patriot。
カットされたのが、
Fountain of Sorrow、Rock Me on the Water、Which Side?
The Birds of St. Marks、The Late Show
かなり変化してますね。
月曜の大阪公演は、Late for the Skyナイト、
今夜は、メッセージソングナイト、そんな感じです。

あと印象に残ったのは、楽器の数。
ステージ上には、ヴァル・マッカラムのギターがズラリ。
ジャクソンも一曲ごとにギターをチェンジ。
ベースのボブまで、何度もチェンジ。合わせるとものすごい数だと
思います。すごいこだわりですよね。



ジャクソン・ブラウン大阪公演2015 3.19
セットリスト

第一部
O1 The Barricades of Heaven
02 Looking Into You
03 The Long Way Around
04 Leaving Winslow
05 These Days
06 Shaky Town
07 Late for the Sky (リクエスト)
08 I’m Alive
09 Something Fine
10 You Know The Night 
11 For A Dancer

第二部
12 Your Bright Baby Blues
13 The Pretender (リクエスト)
14 If I Could Be Anywhere
15 Lives In The Balance
16 Standing In the Breach
17 Looking East
18 Far From The Arms Of Hunger
19 Doctor My Eyes
20 Running on Empty

Encore
21 Take It Easy〜
22 Our Lady of the Well

Encore
23 Before The Deluge
24 I'm A Patriot

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※追記:知人から写真をいただきました。↑
やはり、「Something Fine」は、その時の気分で変更した曲のようです。
そして、「Far From The Arms Of Hunger」も、チェンジされた曲。
予定より、曲数もアンコールも多いですね。最終日にふさわしい、
スペシャルセットリストになりました。




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