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追悼 石田長生、歌うことにこだわり続けたギタリスト。 [音楽(石田長生)]

石田長生さんのギターの音色は、情感的、まるで歌ってるかのようだった。
そして、自分の声で歌うことにもこだわり続けたギタリストだった。
ソーバッドレビューでも歌った。ボイス&リズムでも歌った。
しかし、バンドではあくまでもギタリスト。歌うのは、
ライブでは、1〜2曲。アルバムでもそうだった。
石田さんが、ソロ活動をはじめたのは、歌うことへの
こだわりだったんじゃないかと思う。

石田さんのつくった楽曲は、個性的だ。特に歌詞。
個人的に、好きだったのは、洋楽のカバー曲。
さまざまなミュージシャンの名曲を、
わかりやすい日本語に変えて、心に届けてくれた。


肌の色が違ったり 別の言葉でしゃべっても
君を遠くに感じない この空の下で
「IKO IKO」


そろそろツアーは終わりに近づく
俺のバッグは重くなるばかり
あの娘の胸に 早く帰りたい
休みの国から 遠く離れて
「THE WEIGHT」


ふさぎ込んでた夜もユーモアで
明るく照らす時 あの娘は満月
この悩みさえも すべて持ち去って
傷む心さえ あの娘に奪われ
「CRAZY LOVE」


負けることだってあるさ
どんな強がりなヤツにでも
もうダメだって言う前に
won’t you please please help yourself
「HELP」


悲しむために生きてるんじゃない
痛がるために生まれたんじゃない
今夜君の笑顔を見たいよ
紫の雨が降る夜だから
「PURPLE RAIN」


石田さんは、手術せずに抗がん剤と放射線による
治療を続けたらしい。結果として、そうなったのか、
選択だったのかはわからないが、
声を守りたかったんじゃないかな。R.I.P石田長生


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2015.7.9 ディリースポーツ関西版




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2015.7.9 ディリースポーツ関西版




タグ:石田長生
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