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仲井戸麗市with早川岳晴ライブ2016/旅に出る二人 大阪JANUS [音楽(仲井戸麗市)]

今年の5月23日、大阪のライブハウスJANUSへ行ってきた。
出演は、仲井戸麗市さん。姿を見るのは、
昨年のビッグキャットでのイベント「新春!南吠える!!」以来だ。
それ以前に忌野清志郎さんのライブのゲストで何回か見ているが、
単独のライブは、久々。おそらく、前回は、2001年のソロライブ。
だとすると、15年ぶりのライブ体験になる。
チャボさんのライブは、CHABO BANDの時より、ソロライブの
パフォーマンスの方が印象に残っている。バンドでのライブは、想像通り。
でも、ギター一本で歌うソロライブは、驚くものだった。
一度、このブログでも書いたが(過去記事)、演奏イコール創作活動、
最初の一音から最後の一音まで、繊細に、計算通りに奏でられていく。
まるで、ひとつの作品を作り上げる工程を見ているような感じがした。
そして、昨年の「新春、南吠える」。ソロパートでは、
そのパフォーマンスは健在。あの頃のイメージとまったく変わらなかった。

今回のライブは、早川岳晴さんとの共演。ライブをグイグイ引っぱる
アグレッシブなベーシストとのジョイント。そうなると、チャボさんは
どっちになるんだろう。バンドマン、チャボ?
それともアーティスト、チャボ? 

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仲井戸麗市with早川岳晴「旅に出る二人」2016 5.23 大阪JANUS

ほぼ定刻に、チャボさん、早川さん登場。
若いな〜、イメージ変わらないw
1曲目は、インストナンバー。
おなじみの「You Gotta Move」
「ブルース2011」と続く。

チャボさん、早川さんを紹介。
仲井戸「my old friend! 早川岳晴〜、
気難しいので有名なベーシスト〜(笑)」

オレたちの旅のテーマソングという紹介で
「ホーボーへ」
ツアーでまわった五島列島の話。

仲井戸「オレの引き出しのスポーツ路線からやるよ!」
「アメリカンフットボール」
「つぶやき」
長目のベースソロ。

渋谷公会堂の話。チャボさん、よくしゃべる。
仲井戸「13年ぶりのアルバムからちょっとやらしてくれ」
「祝祭」
「ま、いずれにせよ」
ふたりとは思えない、ぶあついサウンド。さすがだ。

大好きなミュージシャンたちが亡くなっていくという話。
プリンスやB.Bキングについて。
仲井戸「B.Bキングさんに捧げる歌やらしてくれよ」。
「ミスターブルースマン」

病魔と闘うジョニーミッチエルの話。
仲井戸「偉大な人には歌を捧げたくて。 もう一人大リスペクトしているジョニーミッチェルに捧げます」。
「ジョニー歌ってよ」
曲調は、ジョニー調。コヨーテ、青春の光と影、モーガンタウン、
チェルシーホテル、黒いカラスなど、ジョニーの歌のタイトルや
ジョニーを連想させる言葉が散りばめられた歌詞。
いい歌だ。この日の個人的なベストパフォーマンスのひとつ。

仲井戸「月の歌を歌わしてくれ」
「BLUE MOON」。

仲井戸「じゃあ、RCやろうか」「忌野君が日本のR&Bの
ミディアムテンポの最高傑作だと自慢してました(笑)」
「君が僕を知ってる

「やせっぽちのブルース」「マイホームタウンの夜に」と続く。
早川さんが上田正樹さん、正木五郎さんとやっていたバンド
PUSH&PULLの話。そして、ベースソロへ。
「ベースソロ〜ガルシアの風」。で終了。

ここまで約2時間。15年前のソロライブでは、アンコールが
延々と続いて、アンコールというより第2部という感じだったが、
そういうスタイルは、今も続いてるのだろうか?

アンコールに応えて、登場。
仲井戸「じゃあ、残業しまーす」
CDやDVD、本のセールストーク。
でも、俺や早川のはいいから、奥さんの買ってくれ〜なんて
言ってた。やさしい旦那さんw
アンコール1曲目は、「コーヒーブレイク」

仲井戸「RC、もう一発やろう!」
「いい事ばかりはありゃしない」

ウッディガスリーの息子アーローが書いた曲のカバー。
「ホーボーズ・ララバイ」

仲井戸「グッドナイト、サンキューオオサカ!!」
ララバイだし、これで終わりか、と思ったが…。
もう一曲だけやろう、とチャボさん。

仲井戸「迷ったけど、やっぱり……」
「忌野君と若き日に俺んちのリビングルームで
ビールしこたま飲んでつくったヤツだ。」
「俺が歌うようになるとは思ってなかったけど…
あいつの分までぶっ倒れるまで歌っていくぞ!」

仲井戸「一緒に歌ってくれ 頼むぜオーサカ!!」
早川「OK!チャボ〜!」
「雨上がりの夜空に」

仲井戸「これで終わっちゃうのも過去の栄光にすがるみたいだし
もう一曲やって終わるね。」

最後に盟友、石田長生さんへの追悼メッセージがあった。
仲井戸「ソウルシティ、オオサカ」
「大事な大阪のソウルブラザー、石やん!」
「石田長生、グレイト石やん!!」
「いい歌、歌ってたね。」

最後の曲は、「SEASON」

本編2時間、アンコール45分。貫禄のライブ。
で、チャボさんのパフォーマンスは、バンドマン、チャボ。
そらそうだね、早川さんだもんね。
見事なコンビネーションで、
ロックは二人でもできる!を証明してくれた。

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仲井戸麗市with早川岳晴「旅に出る二人」2016 5.23 セットリスト

1 ?(インスト)
2 You Gotta Move
3ブルース2011
4ホーボーへ
5アメリカンフットボール
6つぶやき
7祝祭
8 ま、いずれにせよ
9 ミスターブルースマン
10ジョニー歌ってよ
11 BLUE MOON
12 君が僕を知ってる
13 やせっぽちのブルース
14マイホームタウンの夜に
15 ベースソロ〜ガルシアの風

アンコール
16 コーヒーブレイク
17 いい事ばかりはありゃしない
18?
19 ホーボーズ・ララバイ
20雨上がりの夜空に
21 SEASON





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