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仲井戸"CHABO"麗市2019 TOUR Route69 CHABO BAND 大阪心斎橋JANUS [音楽(仲井戸麗市)]

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チャボさんのライブは、2週間前のなにわブルースフェスティバル以来、
その前になると早川さんとのジョイントで、これは2016年になるから
3年以上も前、バンドでのライブはというと、何年前になるんだろう?
かなり昔になると思う。なんで、こんなにあいてしまったのかだろう?
もしかすると、CHABO BANDの大阪公演自体が少なかったのかもしれない。
どちらかというと京都が多かったんじゃないかな? チャボさんも
「バンドでは、大阪久しぶり」なんて言ってたしw
いずれにしろ、バンドでのチャボさん、ものすごく楽しみにしていました。
バンドのメンバーはまさに超がつく一流揃い。ベースは盟友・早川岳晴さん。
ドラムは、桑田バンドや吉田拓郎さんのバックなど、大御所の
リズムを支えてきたドラマー、河村カースケさん。そして、
キーボードはDr.kyOnさん。ボ・ガンボスで一世を風靡した人。
前に見たときは、キーボードがたつのすけさんでしたね。

仲井戸"CHABO"麗市2019 TOUR Route69
CHABO BAND
仲井戸麗市(Vo.G)・早川岳晴(Ba)・
河村"カースケ"智康(Dr)・Dr.kyOn(Key)
2019年9月27日/大阪心斎橋JANUS ライブレポ

19時半ちょうどに場内暗転。CHABO BANDメンバー登場。
「CHABO BAND、ほんまに久しぶりに大阪だ~」とチャボさん。
オープニングはインストナンバー、そしておなじみの
「CHABO BANDのテーマ」へと続く。
「もうかりまっか、大阪。楽しんでってくれ」と短めのMCをはさんで
アルバム「CHABO」から「オーイっ!」。老いをテーマにした曲です。
ミュージシャンも、年を重ねていくとこういうテーマで曲を作る人が
多いですね。心の老い、体の老い、どんどん迫ってくるいろんな老いに
呼びかけてるような曲。ぶっとばせ、頼むぜロックンロールとシャウトする
チャボさん。私自身も、こういう曲が心にしみる年齢なのですが、
とても元気になります。

ここで早くもメンバー紹介。
「今日はチャボバンド初日だよ。初日、大阪を選んだよ、ほんまやで、
初日ということでノリのいい街大阪を選びました。おおさかなおみ~」
と饒舌なチャボさん。大阪弁やダジャレをはさんだチャボさんのトーク、
BAHOの時のCharさんに似てきた気がする。石田さんの影響かな?w
「ま、いずれにせよ」「雨!」とアルバム「CHABO」収録曲が続いた後は、
「My R&R」から「男もつらいよ」

そして、「古井戸をちょっとやらしてくれ」の言葉の後、
ここからはリメイクコーナー。古井戸の曲がCHABO BANDの
ニューアレンジで生まれ変わりました。
「仲井戸24歳の時の曲やるよ、気分はJJケイルだ」という紹介で
古井戸の曲「春たけなわ」。ブルージーな新アレンジがかっこよかった。
「She don’t lie she don’t lie cocain」というエリッククラプトンで
おなじみの曲「コケイン」のフレーズをはさんでいました。
続いては、「きまぐれラプソディ」

「うわの空」は、加奈崎さんの曲にチャボさんが詞をつけるという
パターンで生まれた曲。チャボさん曰くそのパターンは珍しいんだとか。
で、調べてみました「古井戸セレクション」というアルバムを。
全36曲中、そのパターンはこの曲1曲。その逆チャボさん曲、
加奈崎さん詞という曲が1曲。二人の共作って少ないんですね。
古井戸のリメイクが続き、「若い時の自分と再開してるみたいだ」とチャボさん。

ここからアコースティックセット。
kyOnさんがアコーディオン、早川さんがウッドベースに
楽器を持ちかえました。
曲は、竹中直人さんが自分の曲のような顔をして歌ってるという
「おいてきぼり」
続いて、ドラムのカースケさんからもらったという
ギブソンのチェットアトキンスモデルのギターを抱えて
「ギブソン」。大阪弁トークを繰り広げながら「テニス」
各メンバーの短いソロパートを盛り込んだ「BLUE MOON」と続きました。

ここで、今年亡くなった、遠藤ミチロウさんやショーケン、
ドクタージョンを追悼するメッセージ。
曲はドクタージョンに捧げる新曲。
サンキュー&バイバイ、ドクタージョン、
そんなようなタイトルになるんでしょう。
チャボさんはもちろん、kyOnさんの熱いプレイが
印象的でした。
そして、「RCいくかい?」とチャボさん。
終盤というかクライマックスを感じさせる言葉です。
「お墓」「エネルギー oh エネルギー」
RCナンバーが続きます。
半分ぐらいのお客さんが立ってたんですが、、
年齢考えようねとお客さんを座らせました。
まだもうちょっとやるよって、メッセージですね。
ここまでで1時間半をオーバーしてたんだけど、
さすがチャボさん。

「昨年亡くなった片山をはじめ、先に旅立った偉大な
ミュージシャンに捧げさせてくれ」というMCの後、
曲のカウントが始まったんですが
チャボさんが曲を間違えたことに気づきました。
「清志郎との最後の共作ってのを忘れてた」とチャボさん
「こいつらひどい奴だな、カウントして違う曲、始めてんだ」
で場内爆笑。
そして、改めて旅立った盟友たちに捧げる「Little Wing」」。
チャボさんのギターソロが圧巻でした。まさに熱演。
「君は空の上、雲の中を歩いているのかな、
満月の夜に帰ってこいよ、小さな翼広げて」
そんな感じの訳詞も印象的でした。
そういえば、石田長生さんがこの曲を好きで、
いろんなイベントで演奏してましたね。

ラストに近づいてきました。
アルバム「CHABO」から「やせっぽちのブルース」
「こんな年になったって歩いていくぜ、
みんなも歩いていってくれ~」
同アルバムからの「歩く」と続いて、
この日の最後の曲。
「最後もう一曲古井戸やって終わるよ。
みんなたくさんいい日探してくれ」とチャボさん。
曲は「いつか笑える日」。
ソロアルバム「GREAT SPIRIT」にも収録されていた
名曲をニューアレンジで。
この曲は、グッときますよね。涙ぐんでるお客さんが
何人かいました。

アンコールに応えてチャボさん、一人で登場。
アルバム「Dessin 2019」のセールストークと、
終演後にサイン会をすることを告知。
チャボさんにとって、初のサイン会だそうです。
ちなみに「Dessin 2019」というアルバム、ファンクラブ用に
作ったデモテープ的作品なんだそうですが、評判がいいので
ライブ会場限定で売ることにしたんだとか。
聞いてみましたが、なかなかいいんですよ、これが。
ライブ行く人は、ぜひ入手してください。おすすめします。
メンバーを迎え入れて、アンコール一曲目は
「Fox, trot」。CHABO BANDのライブアルバム
「SOUL TO SOUL」にも収録されていたおなじみの曲。
続いては、「早く帰りたいPART1」
アンコールでも古井戸ナンバーが演奏されました。

「忌野君との80年代の共作、俺の宝物だ~
一緒に歌ってくれ。」の後、おなじみのイントロで、
会場はお客さん総立ちに。お約束ですねw
もちろん曲は「雨上がりの夜空に」
ボーカルは、チャボさんだけではなくバンドメンバー全員で。
「すごいよ、みんな。年齢も関係なく立ってくれてありがとう」。
もう一曲だけやらせてもらうよ。サンキュー、大阪」
最後のアンコール曲は「ガルシアの風」
ポエトリーリーディングとバンド演奏を組み合わせた
パフォーマンスで。
おなじみのWhat A Wonderful Worldが流れてライブは終了。
公演時間は、3時間弱。さすがです。
サンキュー、チャボ!チャボバンド!

サイン会では、グラサン姿。
なんというかオーラがすごい。かっこよかったです。
ガッチリと握手してくれました。
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仲井戸"CHABO"麗市2019 TOUR Route69
CHABO BAND
仲井戸麗市(Vo.G)・早川岳晴(Ba)
河村"カースケ"智康(Dr)・Dr.kyOn(Key)
2019年9月27日/大阪心斎橋JANUS セットリスト

01.(インスト)
02.CHABO BANDのテーマ
03.オーイっ!
メンバー紹介
04.ま、いずれにせよ
05.雨!
06.男もつらいよ
07.春たけなわ
08.きまぐれラプソデ
09.うわの空
10.おいてきぼり
11.Gibson
12.テニス
13.BLUE MOON
14.(ドクタージョンに捧げる曲)
15.お墓
16.エネルギー oh エネルギー
17.毎日がブランニューデイ
18.Little Wing
19.やせっぽちのブルース
20.歩く
21.いつか笑える日

アンコール
22.Fox, trot
23.早く帰りたいPART1
24.雨あがりの夜空に
25.ガルシアの風

(公演時間 約2時間50分)


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