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4番キャッチャー野村! [スポーツ]

野村克也さんが亡くなられたそうだ。
ヤクルトや阪神、楽天の監督という紹介で書かれている
記事も多いが、私にとっては、南海ホークスの主砲。
「4番キャッチャー野村!」というアナウンスが
思い出される。

三冠王をはじめ、歴代2位の本塁打数、安打数、打点、
ベストナイン19受賞などなど、記録を見れば
まさにスーパースター。捕手という激務のポジションで
ここまでの記録を残せる選手は二度と現れないかもしれない。

子どもの頃、ホークスファンの父に連れられ、
大阪球場へ何度も足を運んだものだが、
そんな時、野村さんはいつも期待に応えてくれた。
見に行った時は、必ず打ってくれる、
そんな状況だっので、父はすごくご機嫌だったのを
覚えている。

父も私も、ずっとホークスファン、
そして野村ファンだったわけだが、
ある時期から、おそらく父はアンチ野村に変わったと
思われる。

それは、野村さんが
南海ホークスから解任された時、
沙知代さんの問題が起きた頃からだと思う。
二度目の妻である沙知代さんは、当時愛人で
W不倫。そして、球場に出入りして
選手起用や采配に口を挟んでいることがオーナーの
耳に入り野村さんは解任されたわけだが、
古くからのファンとしては、許せなかったのだろう。
野村さんが南海を去り、ロッテ、西武を経て引退、
ヤクルトの監督に就任しても、父は、野村さんのことには
一切触れなかった。

私の気持ちは、その件でイヤにはなったが、
またファンになって、
大ファン→ガッカリ→ファン→ガッカリ→ファン、
みたいな繰り返しw
ヤクルト監督時代はホークスとともに、ヤクルトを応援したし、
優勝はうれしかった。
そして、最後は、やっぱりファンだったかな。
そのガッカリの部分は、やはり奥様がらみの話。
息子さんを奥さんの指示で強引に試合に出し続けたこと。
オシドリ夫婦だったと言われているが、
私には、恐妻家というイメージの方が強い。
奥さんの野球への口出しを止めることができていたら
野球人としての人生も、変わっていたかもしれない。
しかし、奥さんを亡くしてからの野村さんは、
抜け殻のようだったらしいし、やはり愛していたんだろうと思う。

R.i.P. 4番キャッチャー野村克也





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