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「ともだちって かぜがうつっても へいきだっていってくれるひと」 [言葉のこと]

久々に、言葉に、グッときました。

「ともだちって かぜがうつっても へいきだっていってくれるひと」

「ともだちって みんながいっちゃったあとも まっててくれるひと」

谷川俊太郎さんの絵本に綴られている言葉です。

ともだちをつくりなさいっていうメッセージではなく、

ともだちってこういうもんだよ、と伝えてあげる絵本。

うちの子にも読ませたいなw

この記事を読んで、出会えた言葉です。↓
「ともだち」谷川俊太郎さんインタビュー



ともだち

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  • 作者: 谷川 俊太郎
  • 出版社/メーカー: 玉川大学出版部
  • 発売日: 2002/11/20
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タグ:育児 言葉 絵本
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「すべては水のように流れていく」ブルース・リー。 [言葉のこと]

名言が多いといわれてる、ブルースリー。

いちばん有名なのは、Don’t think, feel(考えるな、感じるんだ)

でしょうか。過去記事

次の言葉は、日系人の友人に送った手紙の中の一文だそうです。

人生は水の流れに似ている
時には不愉快なことが現れ心に傷跡を残すが
すべては水のように流れていく
引用/NHK「アナザーストーリー「燃えよドラゴン」」


あ、そういえば、代表作の「燃えよドラゴン」

きょうの午後一時からNHKBSで放送されるんですよね。



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「おなじ場所にいるよ」 映画「ペタル ダンス」より。 [言葉のこと]

映画を構成するいろんなものを排し、
静かに、自然に、今そこで展開してるかのような
リアリティを追求した作品。そんな印象を受けました。
ストーリーに起伏なし。ドラマチックな展開が
まったくありません。
そして、役者のセリフがセリフらしくない。アドリブというか
役になりきって感じたことをそのまましゃべっている、
という感じ。状況だけ説明して、役者にまかせてカメラを
まわしているのかもしれませんね。

で、その映画が心地良いかというと、う〜ん…。
逆に感じてしまうんですよね、狙い過ぎって気がして
ちょっとイライラしてしまいました。
そういえば、北野武監督も、役者の演技をキラって、
ぎりぎりまで役者に台本を見せない、という話を聞いたことがありますが、
その空気感とはずいぶん違うように感じました。
北野監督の作品は、映像もセリフもとても心地良いんですが。

ただ、この作品は、とても大切なことを
問いかけていて、見事に答えています。
もし、愛する人が、
絶望の淵に立たされたら、
あなたはどうしてあげますか?
立ち直れないほど落ち込んでいる人に
してあげられることは?

がんばれ!という叱咤激励でもなく、
解決への道を導いてあげことでもなく、
もっとかんたんなこと。
その答は、映画の中にあります。

あんまり好きじゃない、と書きましたが、
このテーマに合わせての作風なら
すごいのかもしれませんね。
よけいなものはいらないことを伝えたい、
だからよけいなものを入れずに映画を撮ろうと。
この監督独特の作風なら、がっかりw

1_4.jpg


とっても、印象に残ったセリフ
(セリフなのかな?役者の言葉なのかな?)
がありました。


「ちゃんと、おなじ場所にいるよ」






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タグ:邦画 言葉
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「強くなんかならなくていい」 映画「青い鳥」より [言葉のこと]

映画「青い鳥」。久々に印象に残った邦画です。

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テーマは、イジメ。自殺未遂事件がおきた中学に着任した

臨時教師と生徒たちの物語。原作は重松清さんです。

いじめる側、いじめてしまった側へ向けた、

ひとつのメッセージ。それがとても印象的です。

(ここから、ネタバレになるかもしれません)



イジメから起こったある生徒の自殺未遂。

学校側は、とにかく反省しなさい、そして忘れなさい。

忘れて勉強に専念しなさい、と説く。

それが正しいのかを問いかけた映画です。

中高生、そして教師の方々に見てもらいたいなあ、

心からそう思いました。

原作を読んでないのでなんともいえないのですが、

おそらく重松さんの言葉なんでしょう。

とても印象的なセリフがいくつもでてきます。

なかでも個人的なベストワンは、これ。

「強くなんてならなくていい。人はみんな弱いんだから」






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タグ:言葉 邦画
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「最高の離婚」の名言。 [言葉のこと]

この冬、ふたつのドラマを見ました。
(家では見られないので、録画して事務所で。)
「最高の離婚」と「とんび」です。
どちらも、おもしろかったんですが、個人的には
「とんび」の方が好き。重松清さん原作の
父と子をテーマにしたドラマなんですが、
毎回、泣かせどころがあって、それに見事にはまってました。
見終わった後、子どもをギューッとしたくなりましたね。

で、もうひとつの「最高の離婚」ですが、
こちらは登場人物のセリフがするどい、名言にあふれてる
ということで話題になりましたね。


濱崎光生(瑛太)
「女の人が「また連絡する」って言って、連絡くることないですよね。」

「結婚は人生の一部にしか過ぎないけど、離婚には人生のすべてがありますね。」

「結婚したら自由になると思ったら大間違いですよ。結婚生活の泥沼は
 だいたい見える範囲ですけど、離婚生活の泥沼は底が見えません。
 どこまで深いか、わかりません。」

「結婚は3Dです。打算。妥協。惰性。そんなもんです。」


濱崎結夏(尾野真千子)
「一番最初に思い出す人だよ。一番最初に思い出す人たちが
 集まってるのが家族だよ」

「愛情と生活はいつもぶつかって、なんというかそれは、
 私が生きる上で抱えるとても厄介な病なのです。」

「同じ花を見て、同じように綺麗だと思う人と
 一緒にいることが、一番幸せなんだろうね。」

「妻って結局、鬼嫁になるか泣く嫁になるかの二択しかないんだよ。」

「外で食べたら、レジでお金払うでしょ!
 家で食べたら、「おいしかった」って言うのがお金なの!
 言わなかったら食い逃げなの!
 あたしは家政婦じゃないんだから!


上原灯里(真木よう子)
「嘘つかないってことが、生活するってことだよ。」

「恋って、するもんじゃなくて落ちるもんなんだなって。」

「好き嫌いと結婚って別じゃないですか。だから、
 離婚も好き嫌いとは別なのかなぁって。」


濱崎亜以子 (八千草薫)
「色鉛筆と同じ。大事なものから先になくなるの」

「夫婦は別れたら終わりと思ったら、大間違いよ。婚姻届が結婚の始まりの
 ように、離婚届は離婚のはじまりなの。立ち直るには、時間かかるわ。」


瀬田智世(市川実和子)
「再婚するのは、記憶力がたりないから。」

「判断力が足りないから結婚する、忍耐力が足りないから離婚する。」

(以上、ドラマ「最高の離婚」の非公式botより引用)


というような感じです。なかなかするどいというか、深いセリフが
多いドラマでした。




タグ:言葉
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「夢は叶うもの」という教え。 [言葉のこと]

フェイスブックの育児系のFBページで、
あるJリーガーのお父さんの言葉が
「子どもが本気になる、父の言葉」として紹介されていました。

それは、この選手が、小学生の時の話。
最後の試合の決勝で負けた時に、お父さんは、
こう語りかけたんだとか。

「夢は叶うもの 叶わなければ まだ努力が足りないということ。」

選手は、父の言葉を胸に刻み、悔しさをバネにし
人よりも努力を重ねることでテクニックを磨いていったのだそうです。
そして、Jリーガーにまでなれたってわけですよね。

私も、学生の頃は、こういう考え方をしていました。親に言われたって
記憶はないんですが、信じ込んでいましたね。
だから、自分に子どもができたら、努力したら夢は叶うんだぞって、
教えたいって。
でも、今はちょっと違いますね。
このJリーガーは、精神的に強い子だったんだと思います。
そして、才能もあったはず。
まずは、自分の子がどうなのか、きちんと見極めないと
いけないんだろうな、と思います。
夢は叶うとは限らない。でも、努力しないと絶対に叶わない。
夢を見つけること、叶えることが大切なのではなく、
努力することが大切なんだ、と教えてあげたい。

一度ブログで書きましたが(参照
夢なんてなくっていいんだ。という
北野武さんの詩が思い浮かびました。

だまされるな  北野武

人は何か一つぐらい誇れるものを持っている
何でもいい、それを見つけなさい
勉強がダメだったら、運動がある
両方ダメだったら、君には優しさがある
夢をもて、目的をもて、やればできる、こんな言葉に
だまされるな
何も無くていいんだ
は生まれて、生きて、死ぬ
これだけで、たいしたもんだ

水内 喜久雄 (編集) 「一遍の詩があなたを強く抱きしめることがある」より引用

タグ:言葉 育児
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言葉のTPO。 [言葉のこと]

「彩恋 SAI-REN」という邦画のビデオを見ました。

関めぐみ、貫地谷しほり、徳永えりという期待の若手女優三人が

主役の青春ラブストーリー。

ブログでとりあげるほどの映画でもないんだろうけど、

印象に残るセリフがひとつ出てきました。

正確にはおぼえてないのだけど、

「がんばろう、という言葉は、TPOを間違えると、

とんでもないことになるから、気をつけろよ」

というようなセリフです。

「がんばれ」とか「がんばろう」とかいう言葉は

気軽に使っちゃダメだぞっていうメッセージですね。

う〜ん、

そのことは、過去にブログで書いたので、(過去記事

詳しく書かないけど、

がんばって、がんばって、がんばりすぎてる人たちに、

「がんばって」なんて言ったら

追いつめてしまうわけで、ダメなんですよね。



「がんばろう日本」。なんてフレーズでは、

被災地の人々をはげましたり、勇気づけたりすること

難しいんですよね。どちらかというと、

応援する人たち向けのフレーズかな。うん、TPOだな。




タグ:言葉
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新一筆啓上大賞 [言葉のこと]

日本一短い手紙のコンクール「新一筆啓上賞」。
昨年もブログで紹介したので、今年も。

今回は「笑い」がテーマだそうですが、がんで亡くなった母にあてたもの、
周囲になじめず悩んでいた高校時代の自分に綴ったものなど、
ジーンとくる作品もあります。
いいイベントですね。こういうのは、ずっと続けてほしいと思います。

新一筆啓上大賞5作品

「ほけんの先生へ」
ぼく30キロ、弟16キロ、妹13キロ、わらい声が一番大きいのは妹。

「きょうりゅうたちへ」
ケラケラケラ、トリケラトプスも、わらっていたかな。

「自分へ」
子供の受験に親の介護、夫の減給に我が更年期!!今こそ笑え笑え!笑い飛ばしちゃえ!!

「五年前の私へ」
世界は、あなたを笑ってなんかいない。

「お母さんへ」
イナイ、イナイ、バァ!酸素マスク外し、
三才の孫を笑わせたね。母の最期の笑顔だった




「一筆啓上」大賞に金沢の渡辺さんら5人

短い手紙(過去記事)


タグ:言葉
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その「ひと言」、みんな覚えてるわけでww [言葉のこと]

「裏切られた」「だまされた」「信じていたのに」。
城島選手のタイガース入団の件、某サイトのホークスコミュニティは
そんな言葉であふれています。なぜホークスファンが
そこまで怒ってるのか? それは彼がメジャーリーグへ行ったとき、
「引退するときは福岡でユニホームを脱ぐ。最後は
 成長した姿をホークスのファンに見てもらいたい」。
そんな「ひと言」をファンに残して旅立ったからです。
ファンはずっと、その言葉を信じて待っていたわけですから。

その昔、関西が生んだ伝説のバンド、サウストゥサウスが
再再再?結成して神戸のチキンジョージでライブをやった時、
上田正樹さんが「これで終わりちゃう。絶対にまたライブやる!!」って
ステージで叫びました。このバンドの熱狂的なファンである私は、
その「ひと言」を覚えていて、ずっと楽しみに待ってたんですけどねww
ある時、上田さんの掲示板で「サウス結成は絶対にない」という
ご本人の書き込みがあって、それはもう、すごいショックでしたww
ええええ????あの時、約束したくせに〜、
な〜んて、ちょっと怒ってしまって。www

城島選手の場合も上田さんの場合も、おそらくその時は
そう思っていて、自分の気持ちを正直に、そして熱く語った
だけなんだと思います。時間の経過とともに、
いろんなことが変わっていく。
でも、ファンっていうのは、変わらない。
そういう印象的な「ひと言」をいつまでも覚えてるもんなんですよね。
そして、こういうのは、ファンとの間との
約束だと思ってしまう。信じてしまう。
(「男に二言はない」という言葉もあるしww)

城島選手の場合、どうなんだろう? その言葉、
覚えてるのかな? いずれにしろ、その「ひと言」が
なかったら、ホークスファンも、ここまで怒ってないと
思うんですが。

ファンがつく、という仕事をしている人は、
言葉に気をつけないといけないのかもしれませんね。
何気ない「ひと言」、みんな覚えてるわけでww
とりあえず、自分が何を言ったかは
覚えていた方がいいかと。

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子どもたちの言葉は、素直で、力強い。 [言葉のこと]

コピーライターをめざして養成講座に通っていた頃、
講師からすすめられた本があります。それは、子どもたちの詩集です。
「ママ、もっと笑って」「お父さんはとうめい人間」という二冊の詩集。
今も事務所の本棚の手にとりやすい位置に置いてあって、
すごく精神的に疲れたとき、気分を変えたいときに、時々手にします。

おとなが忘れてしまった視点、発想、感じ方、これこそクリエイティブの原点。
昔は、そういう意味あいで手にしていたんですが、
今は違いますね。なんというか、その素直でニゴリのない
言葉を目にするとすごくホッとするというか、癒されるんですよね。
親になってからは、とくにそんな感じ。タイトルが表すように
この二冊は、親子の絆を綴った詩集です。

おかあさん   

おかあさんのかたって
広くて大きいなあ
おかあさんのかたを
ドンドンとたたく
せなかの方なら
「ごめんなさい」だっていえる

(小学校三年 名越真理さん)ママ、もっと笑って(光雲社)より引用)


子どもの詩集といえば、通常は何人かの合作。
でも、今日発売されたのは、一人の女の子の詩集。
詩集のタイトルは、「おひさまはいつもあったかいね」。
20万人に1人とされる先天性の難病と闘う6歳の女の子、
日下遥さんの詩集です。

しゃぼんだま 
とんでけ 
とおくまで
とんでけ 
びょうきも 
とんでいけ


やっと
たいいん
できたから
はやくかえって
きてね
まってるパパ

                 (朝日新聞8/17より引用)




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