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ボブ・ディラン日本公演2023、総括。 [音楽(ボブ・ディラン)]

ボブディランの日本公演が終了しました。
大阪3、東京5、名古屋3の合計11公演。そのうち3連ちやんが3回。
81歳という年齢を考えると、きついんじゃないかな、
と少し心配していたんですが、無事にこなしましたね。
各公演のライブレポを見ていると、回を重ねるごとに、
熱いライブになっていったようです。

ROUGH AND ROWDY WAYS" WORLD WIDE TOUR 2021-2024
というタイトルで2021年からはじまったこのツアー。
2021年は、完全に固定セットリスト、大阪公演初日も、同じだったので、
今回の日本公演も、変えることなく最後まで、固定セトリで
行くんだろうと思っていましたが、東京公演2日目にサプライズがありました。
突如グレイトフル・デッドのカバーを演奏。
それ以降、グレイトフル・デッド関連のカバー曲が1曲セットリストに
加わりました。

ジャパンツアー中、Twitterでの反応を見ていたのですが、
今回の公演が一番良かったという声がすごく多いのに驚きました。
もちろん、私も感動したし、良かったと思うのですが、一番?
う〜ん、ポップになりすぎて賛否両論がありましたが、
初来日公演のあの興奮、あの感動は忘れられないしなあ〜w
うむ、でも確かに良かったですよ、今回の公演。

あと、初めて見たという声も多かった。
やはり伝説の人なんで、一度は見ておきたい
そんな思いで出かけた人も多かったようです。

さて、どうなるのかな?今後のライブは。
ツアータイトルに2021-2024と付いてるので
2024年はライブをやるんでしょうが、日本は?
間隔が短すぎなんで、無理かな。
もっともっと見たいな、生きるレジェンドの姿をw


(詳しく書かれています)
ボブディランジャパンツアー総括HIGH-HOPS




ソングの哲学

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  • 発売日: 2023/04/14
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ボブ・ディラン(新潮新書)

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  • アーティスト: ボブ・ディラン
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ボブ・ディラン日本公演2023、大阪最終公演。 [音楽(ボブ・ディラン)]

BOB DYLAN ROUGH AND ROWDY WAYS" WORLD WIDE TOUR 2021-2024

今回のボブディラン来日公演、二回分のチケットを購入しました。
日替わりセットリストではなく、固定セットリストであることが
わかっていたので、一回でもいいか、とも思ったんですが、
ボブディランの年齢を考えると、最後になる可能性が高い。
というわけで、そのお姿をしっかり目に焼き付けようと、
大阪公演の三日目、最終公演を見に行きました。

IMG_1092.jpeg

大阪公演3連チャン、80を越えて、このスケジュールは
きついんじゃ無いかな、と感じましたが、
この日も、声がよく出てました。初日より出てたかもしれません。
拍手や歓声も多く、初日以上の盛り上がり。
ボブディランも、「サンキュー」を連発していました。

この日も、初日と同じセットリスト。アンコールは
ありませんでした。おそらく、このツアーは、アンコールなしで
いくんだと思います。

代表曲は封印。最新アルバム収録曲をメインにしたセットリスト。
過去曲はもちろん、新しい曲を含めたすべての曲を、
アレンジを大きく変えたニューバージョンで演奏。

80を越えて、今も前へ前へと進んでるんですね。すごい人だと思います。



IMG_1085.jpeg

セットリスト

Bob Dylan (Vocal, Piano, Harmonica)
Bob Britt (Electric guitar)
Doug Lancio (Electric guitar, Acoustic guitar)
Donnie Heron (Pedal Steel, Lap Steel, Violin, Electric mandolin)
Tony Garnie (Upright bass, Electric bass)
Jerry Pentecost (Drums)

Watching the River Flow
Most Likely You Go Your Way (and I’ll Go Mine)
I Contain Multitudes
False Prophet
When I Paint My Masterpiece
Black Rider
My Own Version of You
I’ll Be Your Baby Tonight
Crossing the Rubicon
To Be Alone with You
Key West (Philosopher Pirate)
Gotta Serve Somebody
I’ve Made Up My Mind to Give Myself to You
That Old Black Magic
Mother of Muses
Goodbye Jimmy Reed
Every Grain of Sand

IMG_1088.jpeg

IMG_1089.jpeg


ボブ・ディランのバンド・メンバー


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ボブ・ディラン日本公演2023初日。 [音楽(ボブ・ディラン)]

BOB DYLAN ROUGH AND ROWDY WAYS" WORLD WIDE TOUR 2021-2024

なによりも、80歳を越えて、ライブをやり続けるという
情熱がすごい!しかも海外ツアー。

前回の日本公演、チケット発売されたにもかかわらず、
直前になって、コロナの影響で中止。
年齢的に最後かなと思ってチケット買っていたんですよね。
ディランのライブはあきらめていたんですが、
今年になって急遽来日が決定。
もうあわてましたよ。
発表から公演日までの間隔が短い。しかもかなりの高額チケット。
まあでも、今度こそ最後かもしれない、と思って
買いましたよ、チケット。かなり無理して。二日分w

IMG_1079.jpeg

今回のツアーは、スマホ使用厳禁!
スマホは、入場とともに、YONDRと呼ばれるロック付きの専用ポーチに
入れられロックされます。
さらに、持ち物チェック、オペラグラスもダメということ。
極めつきは、金属探知機によるボディチエック。これには驚きました。
万全のセキュリティと撮影・録音禁止ということですね。
なぜここまでするんだろうと感じましたが、
ウイーン公演でスマホ撮影に激怒したというあの事件が
関係してるんでしょうね。

今回の来日メンバーは、新バンド。トニー・ガーニエとドニー・ヘロンは
そのままで、チャーリー・セクストン、スチュ・キンボール、ジョージ・リセリが
退きました。

ボブ・ブリット(ギター)、トニー・ガーニエ(ベース)、
ドニー・ヘロン(ヴァイオリン、ペダルスティール 他)、ダグ・ランシオ(ギター)
そして、今回の日本ツアーから、ジェリー・ペンテコストがドラムで加わりました。



ボブディラン日本公演2023 大阪フェスティバルホール

グッズを買うために、早めに会場へ。それほど混雑せず、スムーズに
Tシャツ等をゲット。

IMG_1081.jpeg

IMG_1086.jpeg

会場は、 静か。BGMがないんです。
これは珍しいな、と思いましたが、いつもそうだったかな? 
客層は、意外と若い? 60代70代の方が多い感じなんですが、
若者が混ざってる。年齢層が幅広いですね。これはいつも感じます。

7時をすぎた頃、出演を促す手拍子が始まりました。
こういうのも珍しいな。

で、開演時刻の19時を10分ほどすぎた頃に暗転。
メンバーが出てきました。昔は、日替わりセットリストでしたが、
今はずっと固定と聞いていたので、たぶん同じだろうと
思って、セトリの予習はしませんでした。

Watching the River Flowではじまったライブ、
ディランはピアノを弾きながら歌いました。
以前は、スタンドマイクで歌うこともあったのですが、
今回は無し。この日は、ノドの調子がいいのか、
とても声がよく出ていました。チャーリーがいなくなったのは
残園ですが、新バンドも上手いですね。
真ん中にディラン、バンドメンバーがディランを囲むような
セッテイング。

セットリストは、新譜「ROUGH AND ROWDY WAYS」収録曲が
メイン。新譜は、しっかり予習していたのですが、
予想通りアレンジがガラッと変えられていて、あまり意味がなかったw
おなじみの曲ももちろん、別アレンジで、新曲を聴いてるみたいな気分w
Most Likely You Go Your Way (and I’ll Go Mine)が良かったな。

MCはいっさい無く、たんたんと進んでいくという
近年のライブスタイルはそのまま、この日もまったくしゃべりませんでした。
と思ったら、サンキューの声とともに、メンバー紹介。
ディランは、メンバー紹介をやらないんですよね、通常は。
かなり機嫌がいい?

そして、いきなり白いハットをかぶって、ステージ中央に。
お客さんも総立ちで、すごい拍手。

よし、アンコールか、ということで手拍子!
しばらくして、音楽が流れて、あれ
「本日の公演は終了です」のアナウンス。
ええ〜、アンコール無いの?と驚いて
周りのお客さんを見たのですが、
不満そうにしてる人はいない。なんで〜
と思って、調べてみると、
セットリストは過去と同じ。
どうやら、アンコールは最近、やってないということが
わかりました。

ライブ終了、手拍子、再登場という
おざなりのアンコールはもうやめよう!というメッセージなのかな。

ボブディランの近年のライブでは、きょうが一番かもしれない。
ロックだし、ブルースだった。80越えても、バリバリの現役ですね。
行ってよかった!! 大阪最終日、明日も行きます。

追記 (アンコールについて)

再度、調べてみると、アンコールもやってるらしい。
ただ、アンコールをやっても同じセットリスト。
メンバー紹介をした後、
一度引っ込んで「Every Grain of Sand」で終了。
この日は、メンバー紹介の後、引っ込まずに
そのまま「Every Grain of Sand」をやったということらしい。



セットリスト

Watching the River Flow
Most Likely You Go Your Way (and I’ll Go Mine)
I Contain Multitudes
False Prophet
When I Paint My Masterpiece
Black Rider
My Own Version of You
I’ll Be Your Baby Tonight
Crossing the Rubicon
To Be Alone with You
Key West (Philosopher Pirate)
Gotta Serve Somebody
I’ve Made Up My Mind to Give Myself to You
That Old Black Magic
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ボブ・ディラン、9度目の来日公演、決定。 [音楽(ボブ・ディラン)]

ボブ・ディランって、日本が好きなのかな?

う〜ん、やっぱり好きですよね。嫌いだったら、こんなに来るはずがない。

今回も、ライブハウスツアー。バンドのメンバーが少し変わったようです。

78歳で、このスケジュール、元気だなあ。


BOB DYLAN And His Band !
In Show & Concert !

<公演スケジュール>
4/ 1(水)19:00 Zepp DiverCity
4/ 2(木)19:00 Zepp DiverCity
4/ 4(土)17:00 Zepp DiverCity
4/ 5(日)17:00 Zepp DiverCity
4/ 6(月)19:00 Zepp DiverCity
4/ 8(水)19:00 Zepp Namba
4/ 9(木)19:00 Zepp Namba
4/10(金)19:00 Zepp Namba
4/14(火)19:00 Zepp Tokyo
4/15(水)19:00 Zepp Tokyo
4/17(金)19:00 Zepp DiverCity
4/19(日)17:00 Zepp DiverCity
4/20(月)19:00 Zepp DiverCity
4/21(火)19:00 Zepp DiverCity   
計14公演

スクリーンショット 2019-10-29 12.12.41.jpeg
BOB DYLAN concert udo

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ボブディラン、ノーベル賞受賞!! [音楽(ボブ・ディラン)]

ボブディランがノーベル賞。そのニュースを聞いたとき、

ほとんどのファンは、驚くこともなく、やっとか、

という思いだったのではないだろうか。

最初に、そういう予想というか噂みたいなものが流れたのは

何年前なんだろう? あれから、おそらく20年ぐらいたっているのでは

ないかと思う。歌手、シンガーソングライターとして初の受賞ということで

周囲は大騒ぎのようだが、本人はどうなんだろう。

まだコメントは発表されてないようだが、あの人のことだろうから、

ひとつの通過点ぐらいの思いなんじゃないかなw

ファンの間では、文学賞ではなく平和賞を、という声も

多かったように思うが、ミュージシャンの偉業としては、文学賞の方が

価値があるように思う。ミュージシャンの作品、

音にのせて届けられる言葉の世界が文学だと認められたということだから。



コングラチュレーション!! ボブ・ディラン

How does it feel?



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ボブ・ディラン日本公演2016 4月12日大阪フェスティバルホール。 [音楽(ボブ・ディラン)]

ボブディラン、ライブ。前日に続いて連チャンだ。
追加公演が決まるまでは、大阪公演最終日、ということもあって
思い切ってSS席を入手。倍の値段なんだけど。
しかしなあ、追加公演っていうのは、困るんだよなあ。
最終日なのが、単なる中日になるわけで、う〜ん。

IMG_0487.jpg

グッズは前日に購入済みなので、この日は開場時刻に会場へ。
高額なSS席は、やはり違った。前日とは、かなり印象が違う。
お気に入りのミュージシャンは、これぐらい前で見たいよなあ。
客層は、前日より、やや若い感じ。
最年少らしきお客さんが間近に。お母さんと一緒に来ていた小学生。
うちの息子よりちょっと上という感じか。すごいなあ、その年で。
おなじみのヘッケルさんの姿もあった。

で、ライブの中身は、前日と同じセットリスト。
だが、お客さんの反応が前日より、おとなしいように感じる。
ただ、それは座席のせいかもしれない。
バンドの演奏は、文句なし。
あいかわらず、チャーリー・セクストンのギターがすごくいい。

ひとつ気になったのは、最後の曲とアンコール時に
ボブディランが、足腰を押さえストレッチをしていたこと。
疲れているのかなと感じた。
最初のスケジュールは、かなり余裕があったのに、
追加公演でハードになっていったので。

IMG_0491D.jpg


ボブ・ディラン日本公演2016 4月12日 セットリスト

Bob Dylan :Vocal, Harmonica,Piano
Tony Garnier :Bass
Stu Kimball :Guitar
Donnie Herron :Pedal Steel,Banjo, Violin, Mandolin
George Recile :Drums
Charlie Sexton :Guitar


Act 1:

1 Things Have Changed シングス・ハヴ・チェンジド
(『Wonder Boys"(OST)』 2001/『DYLAN THE BEST(2007)』他)

2 She Belongs to Me シー・ビロングズ・トゥ・ミー
(『ブリンギング・イット・ オール・バック・ホーム/Bringing It All Back Home』 1965)

3 Beyond Here Lies Nothin' ビヨンド・ヒア・ライズ・ナッシング
(『トゥゲザー・ スルー・ライフ/Together Through Life』2009)

4 What'll I Do ホワットル・アイ・ドゥ
(『シャドウズ・イン・ザ・ナイト/Shadows In The Night』2015)

5 Duquesne Whistle デューケイン・ホイッスル
(『テンペスト/Tempest』 2012)

6 Melancholy Mood メランコリー・ムード
(来日記念EP『メランコリー・ムード』2016)

7 Pay in Blood ペイ・イン・ブラッド
(『テンペスト/Tempest』 2012)

8 I'm a Fool to Want You アイム・ア・フール・トゥ・ウォント・ユー
(『シャドウズ・イン・ザ・ナイト/Shadows In The Night』2015)

9 That Old Black Magic ザット・オールド・ブラック・マジック
(来日記念EP『メランコリー・ムード』2016)

10 Tangled Up in Blue ブルーにこんがらがって
(『血の轍/Blood on the Tracks』1975)

Act 2:

11 High Water (For Charley Patton) ハイ・ウォーター(フォー・チャーリー・パッ トン)
(『ラヴ・アンド・セフト/Love and Theft』2001)

12 Why Try to Change Me Now ホワイ・トライ・トゥ・チェンジ・ミー・ナウ
(『シャドウズ・イン・ザ・ナイト/Shadows In The Night』2015)

13 Early Roman Kings アーリー・ローマン・キングズ
(『テンペスト/Tempest』 2012)

14 The Night We Called It a Day ザ・ナイト・ウィ・コールド・イット・ア・デイ
(『シャドウズ・イン・ザ・ナイト/Shadows In The Night』2015)

15 Spirit on the Water スピリット・オン・ザ・ウォー ター
(『モダン・タイムス/Modern Times』2006)

16 Scarlet Town スカーレット・タウン
(『テンペスト/Tempest』 2012)

17 All or Nothing at All オール・オア・ナッシング・アット・オール
(来日記念EP『メランコリー・ムード』2016)

18 Long and Wasted Years ロング・アンド・ウェイステッ ド・イヤーズ
(『テンペスト/Tempest』 2012)

19 Autumn Leaves 枯葉
(『シャドウズ・イン・ザ・ナイト/Shadows In The Night』2015)

Encore:

20 Blowin' in the Wind 風に吹かれて
(『フリーホイーリン・ボ ブ・ディラン)

21 Love Sick ラヴ・シック
(『タイム・アウト・オブ・ マインド/Time Out of Mind』 1997)



セットリスト引用↓
HIGH-HOPES管理人のひとりごと





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ボブ・ディラン日本公演2016 4月11日大阪フェスティバルホール。 [音楽(ボブ・ディラン)]

東京からはじまったボブディラン2年ぶりの日本公演。
その大阪公演が11日からはじまった。大阪は11、12、13の3日間。
最後の11日は、後から決まった追加公演だ。

IMG_0484YY.jpg


大阪公演初日の11日、この日は、開場30分前の17:30分についたのだが、
すでにグッズ購入のすごい列ができていた。やっぱり人気だなあw
開場は定刻通り。客層は、前回とくらべて、かなり年齢層が高いように感じる。
毎回、若いファンが多いのでびっくりするのだが、
今回はその逆。自分より先輩だと思われる方々がすごく多い。
これは、おそらくホールツアーだからだろう。ボブディランのコンサートは、
ずっとスタンディング席がメインのライブハウスツアーだった。
そのとき、すわれないからという理由で断念していた方々が
15年ぶりのホールツアーということで、集まったのではないだろうか。

で、ライブの中身だが、予想とはかなり異なるものだった。
まずはセットリスト。ほとんどが、スタンダードのカバーアルバムである
最新作「Shadows In The Night」と前作「Tempest」から。
数々の代表曲、ヒット曲は封印され、披露されたのは
Tangled Up in BlueとBlowin' in the Windの2曲のみ。
「Shadows In The Night」からの選曲が増えるだろうと思ったけど、
昔の曲ももう少しやってくれるんじゃないかと予想していたんだけど……。

そして、ディランの声。「Shadows In The Night」で話題になった
「キレイな声」は、ライブでもそうだった。
自分のオリジナルは、独特のダミ声で歌うのだが、
スタンダードナンバーは、キレイに歌う。そして、うまい。
つまり歌い分けできるということだ。

20分の休憩をはさんで、2時間強のライブ。
実質は1時間40分ぐらいだと思う。
過去と比べて時間が短くなっているが、これは年齢のせいとか
そういうものではなく、セットリストに短い曲、
スタンダードナンバーが多いからだと思う。
この人は、時間でというより、曲数でセットリストを
決めてるような気がする。
正直、セットリストでいえば、過去の日替わりセットリストだった
あの頃の方が好きだ。でも考えてみれば、これだけのキャリアがあって
ヒット曲、代表曲が山ほどあるのに、それを封印して
近作だけでセットリストをまとめてしまうのって、すごい勇気がいることだと思う。
こんなことできる人は、日本にはいない、世界にもかな。
ふつうは、逆でしょw
曲ではなく、パフォーマンスで勝負する。
まったくお客さんにこびてない。
プロモーションの意味で新作を歌うのではなく、歌いたいから歌う。
今の自分で勝負したいから歌う。
ある意味、ロックだなあと思う。
あのチャーリー・セクストンが、ずっとディランのバンドに
いるのも、そういう理由ないんじゃないかなと思う。


ボブ・ディラン日本公演2016 4月11日 セットリスト

Bob Dylan :Vocal, Harmonica,Piano
Tony Garnier :Bass
Stu Kimball :Guitar
Donnie Herron :Pedal Steel,Banjo, Violin, Mandolin
George Recile :Drums
Charlie Sexton :Guitar


Set 1:

1 Things Have Changed シングス・ハヴ・チェンジド
(『Wonder Boys"(OST)』 2001/『DYLAN THE BEST(2007)』他)

2 She Belongs to Me シー・ビロングズ・トゥ・ミー
(『ブリンギング・イット・ オール・バック・ホーム/Bringing It All Back Home』 1965)

3 Beyond Here Lies Nothin' ビヨンド・ヒア・ライズ・ナッシング
(『トゥゲザー・ スルー・ライフ/Together Through Life』2009)

4 What'll I Do ホワットル・アイ・ドゥ
(『シャドウズ・イン・ザ・ナイト/Shadows In The Night』2015)

5 Duquesne Whistle デューケイン・ホイッスル
(『テンペスト/Tempest』 2012)

6 Melancholy Mood メランコリー・ムード
(来日記念EP『メランコリー・ムード』2016)

7 Pay in Blood ペイ・イン・ブラッド
(『テンペスト/Tempest』 2012)

8 I'm a Fool to Want You アイム・ア・フール・トゥ・ウォント・ユー
(『シャドウズ・イン・ザ・ナイト/Shadows In The Night』2015)

9 That Old Black Magic ザット・オールド・ブラック・マジック
(来日記念EP『メランコリー・ムード』2016)

10 Tangled Up in Blue ブルーにこんがらがって
(『血の轍/Blood on the Tracks』1975)



Set 2:

11 High Water (For Charley Patton) ハイ・ウォーター(フォー・チャーリー・パッ トン)
(『ラヴ・アンド・セフト/Love and Theft』2001)

12 Why Try to Change Me Now ホワイ・トライ・トゥ・チェンジ・ミー・ナウ
(『シャドウズ・イン・ザ・ナイト/Shadows In The Night』2015)

13 Early Roman Kings アーリー・ローマン・キングズ
(『テンペスト/Tempest』 2012)

14 The Night We Called It a Day ザ・ナイト・ウィ・コールド・イット・ア・デイ
(『シャドウズ・イン・ザ・ナイト/Shadows In The Night』2015)

15 Spirit on the Water スピリット・オン・ザ・ウォー ター
(『モダン・タイムス/Modern Times』2006)

16 Scarlet Town スカーレット・タウン
(『テンペスト/Tempest』 2012)

17 All or Nothing at All オール・オア・ナッシング・アット・オール
(来日記念EP『メランコリー・ムード』2016)

18 Long and Wasted Years ロング・アンド・ウェイステッ ド・イヤーズ
(『テンペスト/Tempest』 2012)

19 Autumn Leaves 枯葉
(『シャドウズ・イン・ザ・ナイト/Shadows In The Night』2015)

Encore:

20 Blowin' in the Wind 風に吹かれて
(『フリーホイーリン・ボ ブ・ディラン)

21 Love Sick ラヴ・シック
(『タイム・アウト・オブ・ マインド/Time Out of Mind』 1997)


セットリスト引用↓
HIGH-HOPES管理人のひとりごと



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ボブ・ディラン2016年4月来日決定。 [音楽(ボブ・ディラン)]

うわさは本当でしたね。昨日あたりから、

ツイッターで情報が流れて

いましたが、今朝、新聞に広告が出て

正式発表となりました。


BOB DYLAN/JAPAN TOUR 2016

【東京公演】
 4月4日(月)・5日(火)・6日(水)・18日(月)・19日(火)・25日(月)・26日(火)
 Bunkamura オーチャードホール
【仙台公演】
 2016年4月9日(土) 東京エレクトロンホール宮城
【大阪公演】
 2016年4月11日(月)・12日(火) フェスティバルホール
【名古屋公演】
 2016年4月15日(金) センチュリーホール
【横浜公演】
 2016年4月28日(木) パシフィコ横浜

[料金]
 SS ¥25,000(税込/1978年初来日公演ポスター特別復刻版付)
 S ¥16,000(税込)
 A ¥13,000(税込)

前回より、チケット代が上がってますね。ポールマッカートニーの

価格を考えると、こんなもんなんでしょうが、25,000円はつらいなあ。



日本では、久々のホールツアー。

近頃は、ずっと固定セットリストなようなので、

今回のツアーも、そうなるかもしれませんね。







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ボブ・ディラン、2016年春、来日か? [音楽(ボブ・ディラン)]

ボブディランがこの春、来日公演を行う、

という情報が。ええ!来たばっかりやん。

まだ噂レベルの情報のようですが、実現したらすごいなあ。



ピクチャ 1.png


examiner.com/Bob Dylan rumored to tour Japan



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ボブ・ディラン日本最終公演2014 4月23日Zepp Namba [音楽(ボブ・ディラン)]

22日に続いてZepp Nambaへ。3/31からはじまった
ボブ・ディランジャパンツアーの17回目のステージ、最終公演です。
どんなライブでもそうだけど、ラストとともなれば
期待が高まる。いつもと違う曲を
やるかもしれないとか、アンコールが多いんじゃないかとか。
というわけで、この日は超満員。まさに一階スタンディングは
ぎゅうぎゅう詰めでした。

写真-500.jpg


ボブ・ディラン日本公演4月22日 Zepp Namba

Bob Dylan :Vocal, Harmonica,Piano
Tony Garnier :Bass
Stu Kimball :Guitar
Donnie Herron :Pedal Steel,Banjo, Violin, Mandolin
George Recile :Drums
Charlie Sexton :Lead Guitar


最後の夜ということで、場内は熱気でいっぱい。
開演前から、歓声や手拍子が聞こえてきました。
昨日と同じく定刻7時にライブはスタート。
ディランは、黒のスーツに帽子、
メンバーは全員、グレーのスーツ姿でした。
構成は前日と同じ、「シングス・ハヴ・チェンジド 」
「シー・ビロングズ・トゥ・ミー」
「ビヨンド・ヒア・ライズ・ナッシング」
「ホワット・グッド・アム・アイ?」と続きます。
前日と違ったのが、次の曲。
「ハックス・テューン」。映画「ラッキーユー」サントラ盤に
収録のマニアックなナンバーです。

「デュケーン・ホイッスル」
「ペイ・イン・ブラッド」
「ブルーにこんがらがって」と続き
「「ラヴ・シック」で前半終了。
最終日だから何か……と、ちょっと期待していたんですが、
ここまで、ほぼ前日と同じ。う〜ん、でもそれがボブディランらしさですよねw
この後、前半終了のあいさつ、前日は
「ありがとう」と日本語でしゃばりましたが、きょうは??

「ともだち〜、ありがとう」。
なんと、私たち観客を、ともだちなんて言ってくれました。
前日は、しゃべった後、客席を見渡してから
ステージを去っていったんですが、この日は
しゃべった後、すっと足早に去っていった。
きげんはいいんだろうけど、相当疲れてるんじゃないかな、
と感じました。声はすごく出てるんですけどね。
だから、後半も通常通り、そして再アンコールはないなと。

20分の休憩の後、
「ハイ・ウォーター」でスタート。
「運命のひとひねり」
「アーリー・ローマン・キング」
「フォーゲットフル・ハート」
「スピリット・オン・ザ・ウォーター」と続きました。
曲は同じでも、ディランはアドリブを交えて
ピアノを弾くのでサウンドは少し変わります。

「スカーレット・タウン」
「スーン・アフター・ミッドナイト」と続いて、
締めくくりは、
「ロング・アンド・ウェイステッド・イヤーズ」。
ここで、前日はステージまん中で、ワンテンポ置いてから
去っていったのですが、この日は
曲終了とともに、サッと引っ込んだので
やっぱり疲れてるのかな、と感じました。

アンコールも通常通り、
「見張塔からずっと」
「風に吹かれて」。
終了後の歓声拍手は、前日の倍、いや3倍ぐらいかな。
最終公演、そして再アンコールへの期待を込めたものですね。
この時は、ディランも昨日より長くステージに残り
別れを告げていました。

北海道から福岡まで、3週間、17公演という長い長いジャパンツアーが
終了しました。さすがに疲れたでしょう。73ですもんね。
でも、最終公演も、声が出てたし、パフォーマンスもパワフルでした。
また来てほしいなあ。

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ボブ・ディラン日本公演4月23日 セットリスト

前半
1. Things Have Changed (Bob center stage)
2. She Belongs To Me (Bob center stage with harp)
3. Beyond Here Lies Nothin' (Bob on grand piano)
4. What Good Am I? (bob center stage)
5. Huck's Tune (Bob center stage)
6. Duquesne Whistle (Bob on grand piano)
7. Pay In Blood (Bob center stage)
8. Tangled Up In Blue (Bob center stage then on grand piano)
9. Love Sick (Bob on center stage)

(休憩)

後半
10. High Water (For Charley Patton) (Bob center stage)
11. Simple Twist Of Fate(Bob center stage with harp)
12. Early Roman Kings (Bob on grand piano)
13. Forgetful Heart (Bob center stage with harp)
14. Spirit On The Water (Bob on grand piano)
15. Scarlet Town (Bob center stage)
16. Soon After Midnight (Bob on grand piano)
17. Long And Wasted Years (Bob center stage)

(アンコール)
18. All Along The Watchtower (Bob on grand piano)
19. Blowin' In The Wind (Bob on grand piano with harp then center stage)


セットリスト引用
B.ディラン2第17夜ライヴレポートby菅野ヘッケル

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