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寅さんに会いたいなあw [映画]

一年に一度くらい、ふと見たくなる映画があります。
寅さんシリーズです。
すごく感動する、すごくおもしろい、
という映画ではないのだろうけど、
いい気分になるんですよね。
進化とか、便利とかに囲まれた暮らしの中で、
つい忘れがちな大切なもの。
そんなものが、
この映画の中にあるような気がして。

8月末の「朝日新聞beランキング」に
寅さんのマドンナランキングが載っていました。
1位は吉永小百合さん、
2位は浅丘ルリ子さん、
3位は大原麗子さん、
以下、竹下景子さん、松坂慶子さん、田中裕子さん、
栗原小巻さん、八千草薫さん、桃井かおりさん、伊藤蘭さん、
と続きます。
個人的には、第38作「知床慕情」での
竹下景子さんがベストです。役者さんというより
役柄がですけどw

寅さんのビデオ(DVD)、
市販のものではなく、録画したものばかりですが
ほとんどの作品があります。
でも最後の作品は、まだ見てないんですよね。
なんか、もったいなくってww






第38作 男はつらいよ 知床慕情 HDリマスター版 [DVD]

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  • 出版社/メーカー: 松竹
  • メディア: DVD









ヘタな人生論より「寅さん」のひと言 (河出文庫)

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  • 作者: 吉村 英夫
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2008/08/04
  • メディア: 文庫




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人は、二度死ぬ。「ガマの油」より。 [映画]

盆休みに、家で
「ガマの油」という映画のビデオを見た。
それは、子を亡くす親の物語。
大切な人の死をどうやって受け止めるかがテーマ。
偶然のセレクトだ。
その中で、とても印象的な
セリフがあった。

「人は二度死ぬ」。

一度目は、肉体が死ぬ時。
二度目は、その人のことを誰も思い出さなくなった時。
その時が、ほんとうの死だ、という死生観。

誰かの心の中に生きてる間は
まだ死んではいない。
つまり、ふとした時に
誰かが思い出してあげれば、
その人は、ずっと生き続けることができる。
監督である役所広司さんは、
そんなメッセージをこの映画に込めたようだ。


ガマの油 プレミアム・エディション [DVD]

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  • 出版社/メーカー: ジェネオン・ユニバーサル
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娘を亡くして5年、
日々の暮らしの中で、
ふと思い浮かべることがある。
もう小学生なんだよな。
そして、その存在を
近くに感じることがある。

娘にも父にも、会うことは
できない。
でも、心の中で生きている。
ころからも、
いろんなことを思い出して、
もうすこし
長生きさせてあげないとね。



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小説の映画化って、う〜ん……「プリンセストヨトミ」の場合。 [映画]

小説を読んでから、その映画化されたものを映画館に
見にいったという経験は、ほとんどありません。
テレビやビデオは別ですけどね。原作との違いは?的な
気分で、気軽に見れますからね。
映画館に見に行くともなれば、スケジュールの調整も必要だし、
そしてお金もかかる、というわけで、慎重になります。
小説の映画化を見にいかない理由は、
つまんないだろうと思うからです。
昔、「カラーパープル」を見て懲りました。
スピルバーグさんに、小説のイメージを
ズタズタにされたんですw

小説を先に読んでいる人は、ストーリーがわかっている。
つまりネタバレしてるわけだから、展開を追うドキドキワクワクが
まったくない。そして登場人物や場面、その他いろんな
イメージがもうすでに出来上がってるので、
違和感を覚えることが多い。そういう客を、満足させるのは
かなり難しいのだろうな、と思います。
そして、何日もかけて読まれるストーリーを、
わずか数時間で表現するわけで、
当然いろんな部分をカットしなければならない。
小説を映像で見せるには、まだテレビのドラマの方が
ラクなのかもしれませんね。

でも、そこが腕の見せどころのはずなんですよね、ほんとうは。
映画独自のストーリーをつくりあげればいいわけだし、
キャスティングの妙なんてのもある。うまい役者さんなら、
小説のイメージの登場人物を超えられるかもしれませんよね。
それに、今なら、いろんなテクノロジーを
駆使できるはずです。
最先端の「映像+音」VS アナログな「言葉」の世界。
なんだけど、超えられなかったりする。
日本映画の場合、いろんな制約があるんでしょうね。
人気重視のキャスティング、作品というより、商品って
感じる映画の方が多いです。

で、見に行ってきました、小説を読んだ「プリンセストヨトミ」。

行こうかどうか迷ったんですけど、
なじみの場所がロケ地ということで…。

(ここからはネタバレになるので、小説を読む、
映画を見に行く予定の人は読まないでください。)



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いま、一番見たいのは、これかな、「毎日かあさん」。 [映画]

育児漫画といえば、これ。西原理恵子さんの「毎日かあさん」。

累計で150万部を突破だそうですから、まさに大人気漫画。

女性に支持されブレイクしたようですが、

育児参加中、あるいは育児に関心があるなら

男でも楽しめるし、すごく笑え、そして泣けると思います。



実写で映画化され、いよいよ公開。

西原さんは夫である鴨志田穣さんと離婚するわけですけど、

それを演じるのが実際に離婚した元夫婦である

小泉今日子さんと永瀬正敏さん。

役者根性なんでしょうか、すごいですね。

共演は、イヤじゃなかったのかな?

ほんとうに円満な離婚だったのかもしれませんね。



この映画、テーマ曲は木村充揮さんの「ケセラ」。

エンドロールに曲が流れ、みんなそこで号泣するとの噂w

今、いちばん興味のある映画ですww


毎日かあさん主題歌


毎日かあさんHP




毎日かあさん7  ぐるぐるマニ車編

毎日かあさん7 ぐるぐるマニ車編

  • 作者: 西原 理恵子
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞社
  • 発売日: 2011/01/19
  • メディア: 単行本



毎日かあさん 6 うろうろドサ編

毎日かあさん 6 うろうろドサ編

  • 作者: 西原 理恵子
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞社
  • 発売日: 2010/02/26
  • メディア: 単行本



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ムービーアイコン。わかります? [映画]

Joep Gerritsさんの作品。Movie Icons。

どの映画だかわかりますか?

Movie_Icons_by_JoepGerrits.jpg
(クリックで拡大↑)

チャップリン、バットマン、スターウォーズ、スーパーマンは

すぐわかったんだけど。一番下の3番目はウディ・アレンかな?

Here are the 68 movies
eine Symphonie des Grauens, Metropolis, Frankenstein, City Lights,
Duck Soup, Gone with the Wind, The Wizard of Oz, Citizen Kane,
The Day the Earth Stood Still, Singin’ in the Rain,
Rebel without a Cause, Seven Year Itch, Spartacus,
Breakfast at Tiffany’s, Dr. No, Lawrence of Arabia, A Hard Day’s Night,
Dr. Strangelove (or: How I Learned to Stop Worrying
and Love the Bomb), The Sound of Music, Il Buono, il Brutto, il Cattivo,
2001: A Space Odyssey, Planet of the Apes, Rosemary’s Baby,
Easy Rider, A Clockwork Orange, Shaft, The Godfather, The Exorcist,
The Texas Chainsaw Massacre, Monty Python and the Holy Grail,
One Flew over the Cuckoo’s Nest, The Rocky Horror Picture Show,
Taxi Driver, Annie Hall, Saturday Night Fever, Star Wars, Superman,
Alien, Apocalypse Now, Raging, Bull, Raiders of the Lost Ark, Scarface,
A Nightmare on Elm Street, Amadeus, Full Metal Jacket, Robocop,
Batman, Edward Scissorhands, The Silence of the Lambs,
Reservoir Dogs, Forrest Gump, Léon, Pulp Fiction,
The Shawshank Redemption, Braveheart, Scream,
American History X, Fear and Loathing in Las Vegas, Lola Rennt,
The Big Lebowski, American Beauty, Fight Club, The Matrix,
Gladiator, Memento, Le Fabuleux Destin d’Amélie Poulain,
Lord of the Rings, Kill Bill

(情報元)piscolabis/Beautiful Movie Icons





こちらはスターウォーズアイコン。

Star_Wars_Icons_by_JoepGerrits.jpg
(クリックで拡大↑)


Joep Gerrits deviantart.com



あの映画がリメイク!!「サイドウェイズ」 [映画]

リメイク映画って、なんか好きじゃないんっすよ。いい作品もあるんだろうけど、
個人的には、元の映画よりおもしろいっていうのに出会ったことがありません。
「ポセイドン〜」とか、「THE PLANET OF〜」とか「サブリ〜」とかww

で、「サイドウェイズ」。まさかこの作品が、リメイクされるなんて、う〜ん。
な〜んか複雑な気分です。
元になってる「サイドウェイ」は、ここ数年見た映画の中で個人的にはベスト1
(ていうか私は、そんなに映画見てないし。マニアでもないんで、あしからずww)
あのイメージをこわしてほしくないよな〜って思ってしまったのです。ブツブツ。
元の映画は、このブログでも……あ、やっぱりちょこっと書いてる

ま、でも、元が好きな映画だけに、実はすこし気になっています。
スタッフ、キャストは基本的に外国人、
主要な登場人物だけ日本人に替えたという、
変わったパターンのリメイク映画。
小日向文世さん、生瀬勝久さん、鈴木京香さん、菊地凜子さん。
キャストは演技派ぞろい、なかなかいいですよね。

寄り道してこなかった大人たちへ「サイドウェイズ」。
10月31日(土)全国ロードショー。

「サイドウェイズ」オフィシャルサイト。
う〜ん、予告編を見ると、見に行きたくなるな〜www




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世界NO1.のアニメは「となりのトトロ」。 [映画]

イギリスのタウン情報誌「タイムアウト・ロンドン」が発表した
アニメ長編映画オールタイムトップ50。
堂々の1位は、日本のアニメ。
スタジオジブリ作品「となりのトトロ」でした。
ディズニーの数々の名作を押しのけてのナンバーワンです。
このランキングを見ると日本のアニメは強いですね。
特にジブリ作品。


1.「となりのトトロ」(88)
2.「白雪姫」(37)
3.「バックス・バニー」「ロードランナー」(79)
4.「ファンタジア」(40)
5.「トイ・ストーリー」(95)
6.「千と千尋の神隠し」(01)
7.「イエロー・サブマリン」(68)
8.「ベルヴィル・ランデブー」(03)
9.「サウスパーク/無修正映画版」(99)
10.「ロビン・フッド」(73)
11.「バンビ」(42)
12.「火垂るの墓」(88)
13.「ダンボ」(41)
14.「ガンダーラ」(88)
15.「アイアン・ジャイアント」(99)
16.「AKIRA」(88)
17.「リトル・トースター」(88)
18.「ジャングル・ブック」(67)
19.「風が吹くとき」(86)
20.「ピノキオ」(40)

(参考引用)eiga.com/映画史上のアニメ映画第1位は「となりのトトロ」

となりのトトロはいいですよね。
子どもが、もう少し大きくなったら
まっさきに一緒に見たいのがこの映画です。
「忘れ物を届けにきました」という
糸井さんのコピーも印象に残っていますが、
まさに、私たちが忘れかけている
大切なものを教えてくれる映画のような気がします。





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スタイリスト必見の映画。 [映画]

映画というのは、いろんなジャンルのトップクリエーターたちが
集まってつくりあげる作品。職業によっては、ひとつの教材として
映画をとらえている人もいるんでしょうね。
私の場合は、ただ単純にストーリーを追って楽しみますが、
CMや映像関係の人は細かいところをよく見ているようですし、
スタイリスト、デザイナー、ヘアメイクといった人たちは
映画そのものより、登場人物のファッション、スタイリングに
目がいったりするんでしょうね。

で、スタイリストのソニアパークさん。確か、雑誌「Ku:nel」だったと
思いますが、「スタイリストを目指すなら、ヒッチコックの映画を
すべて見ろ!!」と、ヒッチコック作品を絶賛していました。
特に「めまい」は必見だそうです。

サスペンスの神様と言われ、一大ブームを巻き起こしたヒッチコック。
その作品は、スリルとサスペンス、そしてほどよくユーモアが
ミックスされていて、とにかくおもしろい。一度見たら、クセになります。
私自身、ヒッチコック映画は、ビデオやテレビでほとんど見ました。
でも、そんなにおしゃれな映画だったなんて……
そういうことは、知りませんでした。「めまい」も、見ましたけどね。
究極のスタイリングがそこにあるんだそうです。

私のおすすめは、ヒッチコックを見たことない人なら
「めまい」や「裏窓」もいいけど、あえて「鳥」をプッシュ。
この映画はヒッチコックファンからは低評価。ストーリーも
支離滅裂だし、超駄作だとののしられている作品。笑
でも、なんとなく好きなんですよ、これ。最初にはいいかも。



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男の映画。 [映画]

はてなブックマークの注目の商品で、「北国の帝王」という
DVDが取り上げられていました。こんな古い映画がなんで?
と思って商品の詳細を見てみると、今回が初のDVD化。それを
今か今かと待っていたファンがたくさんいたようですね。
amazonの商品紹介ページを見ると、発売前にもかかわらず
すでに10人もの方がレビューを書いています。そしてその
すべてが星5つです。
この映画、私も見た事があるんですが、ストーリーは正直
あんまり覚えてないんです。電車を舞台に、無骨な二人の男が
戦うアクション映画、そんな記憶が残っています。
映画としてはおもしろかったんじゃないかな。
かなりスリリングな映画だったような気がしますね。

解説によると、この映画の時代背景は、1933年の世界大恐慌。
まさに今と近い状況なわけで、何か感じるものがあるかもしれませんね。






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予想を裏切ってくれないと、ね。 [映画]

「紀子の食卓」という映画を見て感じたんですが、
この映画がおもしろかったのは、予想を裏切られたから。
小説でも、映画でも、そして音楽も、
すぐれた作品というのは、この「予想を裏切る」というテクニックが
散りばめられているんじゃないかなと思います。
その逆で、その先が、見えてしまうものは、
なんかつまんない。見えたところで関心が薄れてしまいます。
音楽でも、よくあるのが、歌手が歌う前に、
次の歌詞がわかってしまうような曲。素人に先を
読まれてちゃ〜ダメですよね。

広告のコピーでもそれは同じで、どこかで読む人を
裏切らないとダメ。次がわかってしまうような文の流れ、
ありきたりの単語ばっか並べていると、最後まで読んでくれない、
なんて言われています。前に、ある大先輩のコピーを
ブログで紹介しましたが、ちゃんと、それをやられています。

片ヒジをつく。唇をかむ。ちょっとした自分のクセを、
わが子の動作に発見してドキッとする。セッカチなところも
自分にひきうつし。

それは「ひきうつし」という言葉のセレクトですね。
この文の流れでいくと、並のライターだったら、
「そっくり」あるいは「うりふたつ」と書いてしまう。
些細なことですが、これが一流と呼ばれる人の仕事。
こういうのを見るたびに、反省の日々です。笑

そうそう、予想を裏切られておもしろかった
映画の紹介だった。自分としての第一位は
ポール・ニューマン主演の「スティング」。
あと、最近、録画ストックの中から見たのでは、
「シークレットウィンドウ」、
そして「暗闇のかくれんぼ」といったところでしょうか。

教えてgoo「予想を裏切る映画」では、
「パーフェクト・ストーム」
「インファナル・アフェア」
「バタフライエフェクト」などがあげられていますね。



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