仕事の返事待ちで、ずっと待機中。
することないので、ふたたびブログを更新。


昨日のジャポニカロゴスは「歌いまつがい」特集。
で、その総集編。1位はあの歌かなと思っていたら
予想通り小田和正さんの「フレッシュグッディ」でした。

「歌いまつがい」は、ほとんどが
「聞きまつがい」によって間違って覚えているもの。
これは、その歌にあるメッセージが
理解されていないということですよね。
特に多いのが、歌詞の中の英語のフレーズ。
歌手の発音の問題もあるのでしょうが、
英語を用いると、どうしても
メッセージが伝わりにくくなるような
気がします。日本の音楽の中には、曲に乗りやすいからなのか
英語のフレーズをふんだんに盛り込んだ曲がある。
もともと、メッセージのかけらもない
ノリだけの曲ならいいのでしょうが、
いい曲なのに、なんで肝心な部分を英語にするんだろう
と感じる曲もたまにあります。

そしてもうひとつが、歌手の歌唱力の問題。
英語もそうですが、日本語が聞きづらい歌手もたくさんいます。
くずして歌う事を個性にしている歌手もいますが、
そうじゃなくてただ単に発声ができてない歌手。
あれは、歌詞を殺してるに等しいんじゃないかと思います。

大阪で活動するジャズシンガーの方のブログを
読ませていただいているのですが、その方が
こんなことを書いていました。
「日本語の歌は、呼吸と発声がきちんとできてないと、
とても聞きぐるしいものになりがち。
それを忘れないように、日本語のレパートリーを
自分に課す事にしている」。
これがシンガーの本来あるべき姿ですよね。
わかる日本語で歌う。きちんと歌詞の持つメッセージを届ける。

ジャポニカロゴスで取り上げられているものの中には、
「ネタ」もたくさんあるんじゃないか、と思っています。
個人的には、小田さんの歌唱法に問題あるようには
思えないし、あれもつくったんじゃないかと…。笑

少々理屈っぽくなりましたが、
昨日テレビを見ていて、そんなことを思いました。