関西の方ならおなじみの情報誌、
「エルマガ」こと「Lmagazine」が今年12月で
休刊することになったそうです。

関西情報誌といえば、通称「プガジャ」、
「プレイガイドジャーナル」が草分け的存在。
メジャーではないサブカルチャーを支えるメディアとして
かなり人気がありました。当時はライバル誌もなく、
ほぼ独占状態だったと思います。

そこに割って入ったのが77年創刊のエルマガ。
メジャー指向と斬新な切り口でどんどん読者を増やし、
発行部数でプガジャを抜き、
いつしか関西情報誌の代名詞となりました。
そのうちプガジャは休刊してしまいますが、
休刊を惜しむ声がたくさんあったように思います。

一方、エルマガの方は、東京資本の
ライバル誌が続々と創刊されましたが、
その後も好調だったようです。
そんなエルマガもついに休刊。
情報なんて、ネットでカンタンに手に入る時代ですから
難しいんでしょうね、こういう雑誌は。

かなり昔の話ですが、大学生の頃、エルマガジン社で
営業のアルバイトをしていたことがあります。
卒業したら、そのまま社員にしてもらえるという
アルバイトだったんですが、ある日、「ほんとうに社員に
してもらえるんですか?」と聞くと、
「いや、やっぱり君には無理だ」とクビになりました。笑
それがくやしくて、コピーライター養成講座にいって
コピーライターになったんですが、
いま考えるとクビになっててよかったかも。笑


映像・表現思索ノート「プガジャの時代。」

ASAHI.COMエルマガ休刊へ。