これは、上田さんのソロアルバムではなく、上田さんの
プロデュースアルバム。上田正樹、有山じゅんじ、滝ともはる、
Mick西川という4人のミュージシャンによる
コンピレーション・アルバムです。
テーマは、オヤジたちの生き様。Amazonによると、
オヤジさん(中高年の人)達の生き様と想い出、
それに日常の喜怒哀楽の様子を上田正樹がブルーズや
R&Bで表現、とのこと。

上田ファンには、んん!とくるコンセプトですが、
なりよりも全曲、日本語詞。
つまり上田さんが日本語で歌ってるということ。
そして有山さんが、ヴォーカルで2曲、ギターで5曲
参加してるということで、迷わず購入しました。

上田さんが英語にこだわる理由は知ってますが、
やっぱり日本語で歌ってほしいですね。
あれだけ歌のうまい人だから、日本語で、
メッセージで酔わせてほしい
なんて思います。
近作では、「OSAKA」がいちばん好きです。
半分英語だと聞いて、新作は買わなかった。
「FINAL FRONTIER」は買ったけど、
一回しか聴いてません。

で、「俺たちの歌」というこのアルバム。
上田正樹、有山じゅんじ、滝ともはる、Mick西川という
4人のコンピレーションですが、あとのふたりのことは
ぜんぜん知りませんでした。上田さんの
人脈なんでしょうね。
滝さんの歌い方が
上田さんにそっくりなのはびっくりですw

サウンドは、もろブルーズではなく、
ブルーズっぽいバラードサウンドって感じ。
ラップなんかもありますが、
なんとなく懐かしい感じもしました。
参加ミュージシャンは、ブルーズハープで妹尾隆一郎さん、
ベースで樋沢達彦さん、キーボードで堺敦生さん。
一度だけ上田さんのライブで聴いたことありますが、
このひとのベース、なかなかいいです。このアルバムでも。
ただ残念なのが、ドラムレス。
リズムが打ち込み中心なことです。

そして……ジャケット!! ?????





俺たちの歌

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: バウンディ
  • 発売日: 2011/02/02
  • メディア: CD