WOWWOWで放映された、サザンオールスターズの
30周年記念ライブ「真夏の感謝祭」というのを見ました。
活動休止を発表しているので、ラストライブになる
可能性もある。ということで、今までの総決算的な
セットリストになっていて、時代時代のヒット曲を
長い長いメドレーで綴るという構成になっていました。
サザンのファンだったわけではないのですが、
こうやって聞いてみると驚くほど知っている曲がある。
生活のBGMとして、いつも身近にあった音楽だったんですよね。
曲ととともに、いろんな思い出がよみがえってきたりして、
胸が熱くなったりしました。

「サザン」とは、確かサザンロックのこと。メンバーは、
ローウェル・ ジョージ率いるリトルフィートやザ・バンドが
好きで、最初はそういう音楽をめざしていたんじゃないかと
思います。「いとしのフィート」という曲なんか、
もろリトル・フィートですもんね。
それが、どんどん大きくなって、自分たちだけでは
コントロールできないような「国民的バンド」に
なってしまった。30年の道のりは大変だったんじゃないか
と思います。コンサートを終えた後、
また必ず帰ってきます、と、
解散ではないことを強調していましたが、
ぼそっともらした「やっとやめられるって感じです」という
ひと言が印象的でした。本音なのかもしれませんね。

リトル・フィートは、一度解散していますが、
再結成して、現在も活動を続けているはず。
結成以来、40年を越えているのではないでしょうか。
サザンは、どうなるのか?

とりあえず、30年間、おつかれさまでした。