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ジャクソン・ブラウン大阪公演08 [音楽(ジャクソン・ブラウン)]

ジャクソン・ブラウン/TIME THE CONQUEROR TOUR JAPAN 2008
大阪公演(11月20日:大阪厚生年金会館中ホール)、ライブレポート。

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ジャクソン・ブラウンの来日公演、前回はソロでのアコースティックライブ
でしたが、今回はバンドを連れてのライブとなりました。「今回のライブは
休憩をはさんで二部構成になります」というアナウンスがありましたが、
バンドとのライブで
日本公演でのこういうパターンは、はじめてではないでしょうか。

開演時間より、ほんの少し遅れてジャクソン・ブラウン登場。
やっぱり髭面。笑 サングラスをしていて、なんかトムペティに見えました。
オープニングは、アルバム「HOLD OUT」から
「Boulevard」
最近は、この曲をオープニングに使ってるようです。

続いて「Looking East」から
「The Barricades Of Heaven」

「I’m Alive」収録の
「Everywhere I Go」と続きます。

次は、ベリーオールドソングだ、という紹介があって
ジャクソンはピアノの前に。そして曲は、
「Fountain Of Sorrow」
今回、バンドに女性コーラスが二人加わりましたが、
このひとたちが、なかなかのもの。サウンドに厚みが増した
ように感じました。ここでメンバー紹介。

そして、ここからは、ニューアルバムから。
「Time The Conqueror」
「Off Of Wonderland」
「Live Nude Cabaret」
レコーディングメンバーをそのまま連れてきているわけですから、
このあたりの演奏は、まさに完璧。MARK GOLDENBERGが、
たまにアドリブらしきフレーズを弾きますが、この人は、
器用というか、うまいギタリストだと思います。

「Culver Moon」
「Looking East」収録曲。
アルバム「Looking East」あたりから、
ソロシンガー、ジャクソン・ブラウンというより
ジャクソン・ブラウン・バンドという一面も出てきたように思っていたのですが、
この演奏なんかまさに、そう。
JEFF YOUNGとのツインボーカルだし、各パートのサウンドがそれぞれ
強調されている。MARK GOLDENBERGがギターを
弾きまくりの、ハードで熱いパフォーマンスでした。

再びニューアルバムにもどって、
「Giving That Heaven Away」

そして一部のラスト。ジャクソンが再びピアノの前に。
おなじみのピアノのイントロで会場が盛り上がります。
「Doctor My Eyes」。メドレーで、
「About My Imagination」へと続きます。

(休憩15分ほど)

アコースティクギターを抱えてジャクソン登場。
まずは、ファーストアルバムから
「Something Fine」
ソロコーナーかな?と思ったのですが、そうではなかった。
途中コーラスが加わります。

「These Days」
アルバム「FOR EVERYMAN」から。
オリジナルのイメージを残しながらも、少しテンポアップしたアレンジです。

「For Taking The Troubles」。
「THE NAKED RIDE HOME」収録曲。
今回のセットリスト、いろんなアルバムから曲を選んでますね。

「Lives In The Balance」
アコースティックアレンジ。途中、コーラスのシンガーがリードをとります。

そしてニューアルバムから
「Going Down To Cuba 」
「Just Say Yeah」

「Late For The Sky」
日本で人気の高い、同名アルバム、タイトル曲。
ソロではじまり途中からバンドが加わるというおなじみのアレンジ。

「Far From The Arms Of Hunger」
ニューアルバムのラストを飾っていた曲。
今の世の中へ向けたメッセージソングなので、当然歌うであろうと
思われていた曲です。

ここからは、終盤の定番ともいえるセットリスト。代表曲が続きます。
「The Pretender」
すごく好きな曲なんですが、イントロが流れてくると、
「ああ、もうすぐ終わりか」と、いつも少し残念に思ってしまいます。笑
ピアノを弾きながら歌いましたが、今まで、バンドでこれをやるときは
ギターだったような記憶があります。

当然、次はこの曲。
その前に二度目のバンド紹介。二回も紹介するなんて、やさしいな〜。
「Running On Empty」
ここで、一階の観客、総立ち。

アンコール

「The Load-out〜Stay」
「The Load-out」には、観客の心をくすぐる歌詞が二ヶ所出てきます。
「Tonight the people were so fine」と
「You know that I still want to play〜Before you come for my piano」の
部分。その時によって盛り上がるときと盛り上がらないときが
ありますが、今回は二ヶ所とも拍手と歓声が鳴り響きました。
そしてメドレーで続いた「Stay」では、ジャクソンが観客にコーラスをうながし、
大合唱。曲が終わった後も拍手がやみませんでした。
ここでジャクソンはバンドになにやら指示、ローディがギターを
持ってきたのですが、そのギターをチェンジさせます。
おそらく曲の変更、あるいは追加を決めたのだと思います。
そして選んだ曲は
「I Am A Patriot 」
アルバム「WORLD MOTION」収録曲。
これで終わるかと思ったんですが、さらにもう一曲。
「Take It Easy 」
アレンジはどちらかというとEAGLESのオリジナルに近いものでした。

終演は9時50分過ぎ、休憩をのぞくと実質、2時間40分ぐらいの
演奏時間でしょうか。HOLD OUTツアーから、ジャクソン・ブラウンの
来日公演はすべて見ていますが、いままでの最長が
HOLD OUTツアーの2時間30分。今回のライブは、日本公演で
最も長い演奏時間だったように思います。
ジャクソン・ブラウンのコンサートには、昔の姿を追い求めているファンも
たくさん訪れます。だから、新曲には反応が少なく、昔の曲の方が
盛り上がりがちなのですが、それは毎度のこと。個人的には
選曲も大満足。声もよく出ていたし、バンドの演奏もグッドでした。

毎回、大阪では、かなりリクエストの声が飛び交いますが、今回は控えめ。
リクエストの声にパッと応えて、演奏するという、おなじみの
光景は見られませんでした。でも、セットリストを見ると、不自然な部分が
あります。それは「Late For The Sky」を歌ったところ。
新曲が2曲続いて、この曲をはさんで、また新曲を1曲歌っています。
これは、どうやら、その場での変更。セットリストで
「Drums Of War」になっていたのを、急遽リクエストに応えて
「Late For The Sky」を演奏してくれたようです。
最後の、「Take It Easy 」もそうかもしれません。
ちなみに、前に、このブログでも書いたのですが、
ずっと気になっていた
「ロージー」のリクエストは今回はなく、
セットリストにも入ってませんでした。


ジャクソン・ブラウン/TIME THE CONQUEROR TOUR JAPAN 2008
大阪公演(11月20日:大阪厚生年金会館中ホール)

JACKSON BROWNE
MARK GOLDENBERG-GUITARS
MAURICIO LEWARK-DRUMS
KEVIN McCORMICK-BASS
JEFF YOUNG-KEYBOARDS
ALETHEA MILLS-VOCALS
CHAVONNE MORRIS-VOCALS

第一部
1. Boulevard
2. The Barricades Of Heaven
3. Everywhere I Go
4. Fountain Of Sorrow
5. Time The Conqueror
6. Off Of Wonderland
7. Live Nude Cabaret
8. Culver Moon
9. Giving That Heaven Away
10.Doctor My Eyes 〜11.About My Imagination

(休憩)

第二部
12.Something Fine
13.These Days
14.For Taking The Troubles
15.Lives In The Balance
16.Going Down To Cuba
17.Just Say Yeah
18.Late For The Sky
19.Far From The Arms Of Hunger
20.The Pretender
21.Running On Empty

アンコール
22.The Load-out〜Stay
23.I Am A Patriot
24.Take It Easy






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Backstreets

こんにちは、しばらくeverywhereと名乗っておりましたが、長らく停滞していたブログを再開したのを機に以前のHN、Backstreetsに戻ります。誠に勝手なことで申し訳ございません。今後とも宜しくお願い申し上げます。
3時間に及ぶ長丁場でも中たるみすることなく、とても良いコンサートでしたね。休憩時間を挟んでくれたことも幸いしているのかもしれません。年齢層の高いと思われる観客の皆様にもありがたかったのではないでしょうか。15日に行ったキャロル・キングのライヴでも途中に20分間の休憩が設けられていました。
今回は珍しく、「ロージー」のリクエストがありませんでしたね。皆様がBRUCE06さんのこのブログをご覧になり、歌詞の意味を知って控えられたのでしょうか。
by Backstreets (2008-11-22 15:47) 

みっこ

明日の東京公演に行くのに少々予習をしていこうと思っておりましたので大変参考になりました。

by みっこ (2008-11-23 10:35) 

jamaica

22日の東京公演に行きましたが、
レイト・フォー・ザ・スカイ(?)、
テイク・イット・イージーはありませんでした。
アンコールはアイ・アム・ア・パトリオットで終わりでした。大阪公演をご覧になれたなんてうらやましい限りです。

by jamaica (2008-11-24 08:31) 

BRUCE06

Backstreetsさん。

いいコンサートでしたね。「ロージー」の
リクエスト、絶対あるだろうと思ってましたが、
なかったですね。笑
このブログの影響でしょうか。笑
キャロルキングも行きたかったんですが、
チケットが高かったのであきらめました。


みっこさん。

はじめまして。
東京公演行かれたんですね。
また、このブログものぞきに
きてください。


jamaicaさん。

レイト・フォー・ザ・スカイ、
テイク・イット・イージー、
歌いませんでしたか。やはり
急遽セットリストを変更して
歌ってくれたんでしょうね。



by BRUCE06 (2008-11-25 11:50) 

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