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チャットGPT(Chat GPT )に、キャッチコピーをお願いした。 [広告]

広告業界、特にコピーライターにとって
脅威ともいえるChat GPT。
ヘタすると、仕事をどんどん奪われるかも、
と感じて、その実力を試してみました。

質問の仕方によって、導き出すものが
大きく変わるということで、何度も質問を変えて、
そして、繰り返して、試してみました。
仕事で関わってる新商品について
試すのは、リスクがあるので、
一つは、過去に関わった商品広告で、
もう一つは、観光地への誘致キャンペーン。
Chat GPT のバージョンは、4。

結論を言うと、キャッチコピーは書けないですね。
なんか、違和感というか、わかってないというか。
もやもやした案が出てくるんですよね。
例えてみれば、日本語ペラペラの外国人って感じ。
日本生まれじゃない、というとこがネックなんじゃないかな。
今のところね。どんどん進化していけば、変わるのかも
しれませんが。

ただ、キャッチはダメでも、ボディコピーはそこそこ書けます。
そのまま使える文章ではないですが、要約はうまいし、
仕事には使えると思いました。



以下、Chat GPT が考えた「奈良キャンペーン」のコピー。

・奈良、日本の原点へ。 あなたも歴史と文化に触れてみませんか?
・奈良、古都の魅力を体感する。 世界遺産や国宝に出会ってみませんか?
・奈良、時代を超える旅へ。
・奈良、自然と動物に癒される。 あなたも鹿と友達になりませんか?
(これは、無いよな。)(苦笑)
・奈良、鹿と一緒に散策する。
(鹿と散策??)
・奈良、温泉でリフレッシュする。
・奈良、山々と森林の絶景を見る。 四季折々の自然美に感動してみませんか?
・奈良、食とお土産に満足する。 あなたも奈良の味と技を楽しみませんか?
・奈良、郷土料理と和菓子を味わう。
・奈良、食とお土産の宝庫。 あなたも奈良の食文化や
伝統工芸品に舌鼓を打ってみませんか?
(工芸品の舌鼓を打つのか)


もっとクリエィティブなコピーが欲しいというと、

・奈良、古都の息吹。 世界遺産や国宝が語る日本の物語。
・奈良、時代劇の舞台。 平城京跡で歴史ロマンにタイムスリップ。
・奈良、鹿と仲良くなる旅。 鹿せんべいで鹿とコミュニケーション。
(笑うしかない)
・奈良、鹿と一緒に散策する旅。 鹿と一緒に奈良公園や春日山を歩く。
鹿はあなたの案内役だから、奈良の魅力を教えてくれるかも?
(鹿は、ガイドさんなのかよ)

いろいろ注文を繰り返したんですが、ほとんど変化しないんですよね。

・奈良、伝統行事の饗宴。 修二会やお水取りで奈良の暮らしに参加する旅。
・奈良、自然と動物の楽園へようこそ。 奈良の自然と動物とのふれあいを楽しむ。
・奈良、和菓子の王国へようこそ。
・奈良、伝統工芸品に感動する旅。

コピーライターの代わりをするのは、まだまだだと思います。






タグ:Chat GPT
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ネーミングの名作。〜ホイホイ。 [広告]

昨日、帰宅すると、部屋の壁に、良からぬ虫が。

Gです。おそらく昆虫の人気のワーストワン。名前を聞くだけで

寒気がするといわれるあの嫌われ虫。暑くなると出てきますよね。

スリッパで退治しようと思ったんですが、妻の猛反対があり、

スプレーに変更。そっとそっとスプレーのノズルを近づけたんですが、

あっという間に逃げてしまいました。そうなると、

出番となるのが、おなじみ「ゴキブリホイホイ 」。翌日には、

見事に捕獲されていました。



「ゴキブリホイホイ 」というネーミング。よく出来てますよね。

すごいと思います。この手の商品のネーミング。捕獲、キャッチ、駆除。

あるいは、殺虫、KILLなどの切り口で掘ることになると思います。

クライアントさんは、捕獲力を訴求したがるだろうし、強さも要求される。

でも、それでいくと、どうしても怖いイメージが出てしまう。

冷徹な感じもします。人間の都合で害虫と定義づけて、駆除するわけだし、

なんか偉そう。う〜ん、それは、考えすぎかww



そこで、「ホイホイ」というワード。素晴らしい。

ユーモラスで、冷たさがない。そして、なにより商品の

優秀さ、強さを表現している。ほんとうに、ホイホイと

Gたちは、この中へ入っていきますもんね。

おそらく、このカテゴリーの商品では、これを超える

ネーミングは出てこないと思います。



誰が考えたんだろう? 






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広告ってパクってもいいの? [広告]

絶対にパクるな! これは、とある広告プロダクションにいた時に

徹底的に叩き込まれたこと。そこでは、仕事中に、

年鑑(コピー年鑑・ADC年鑑)を見ることも一切禁止されていた。

その時は、そこまで厳しくしないでも、と思っていたが、

今、考えてみると、それは当たり前のこと。

仕事を依頼した建築家や作曲家、アーティストが他人の作品を

見ながら構想を練っていたら、頭にくるだろう。

自分でアイデアを考えろって。

いろんな年鑑をめくりながらビジュアルやコピーを考えるのは、

それと同じ行為だと思う。



パクリはダメ! パクってると勘違いされそうな仕事のスタイルもダメ。

そんな感じで、ずっとこの仕事を続けてきたのだが、

パクってもええやん!って人にもたくさん出会ってきた。

よその広告を見せて、こういうの作りたい、という人。

打ち合わせに年鑑を持ってくる人。

このアイデア使われてますよ、と言っても、それがどうしたん?と

真顔で言う人。

そういえば、ある会社の社長は、「何にも無しではアイデアは浮かばん、

年鑑を見ながら考えるクセをつけなあかんで!」なんて言ってたw



そんな人たちもいる業界なんで、「広告ってパクってもいいの?」の

答えは一つではないのかもしれない。



難しいのは、パクる、マネするつもりはまったくないのに、

そっくりになる、同じになってしまうケースがあるということ。

パッと浮かんだアイデアが、ヒラメキ・思いつきなのか、

過去に見たものを思い出したものなのか、

その判断がつかない。

そして、他の広告との類似性が、

ネット上の検索や年鑑だけではチェックできない。

というわけで、他社の広告と似たようなものを

作ってしまう可能性は誰にでもある。



クライアントに「広告ってパクってもいいの?」と

問いかけてみたら、とんでもない!オリジナルでなければ困る。

どこにもないすばらしい広告を作ってくれという

答えが返ってきそうな気がする。

でもそれなら、たくさんのアイデアと労力を水の泡にする

コンペ形式の発注はやめるべきだ。

そしてスケジュール。広告業界に残業が多いのは、

クライアント側の問題である場合が非常に多い。

広告業界の働き方改革に必要なのは、

クライアント側の発注改革だと思う。



もっと働きやすくなれば、

もっといい広告が生まれてきそうな気もするのだが、

う〜ん、願望かなw

なんか、わけのわからん落ちになった。






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西武・そごうのお正月広告。やるやん!と思ったのだが... [広告]

今年の「西武・そごう」のお正月広告が話題になっているようだ。
さ、ひっくり返そう。というキャッチで、
ビジュアルは、炎鵬関。タレント広告の一種だと思うが、
人物は真ん中に小さく添えられているだけで、
タイポ案ととらえた方がいいかもしれない。ボディコピーを
しっかりと読んでもらおうというレイアウトだ。

で、ボディを読んでいくと、最後に、
「ではこれを逆さに読んでくれ」というコピーに出会う。
それを読むと、まったく違う落ちへと到達するという仕掛けだ。



さ、ひっくり返そう。

 大逆転は、起こりうる。

 わたしは、その言葉を信じない。

 どうせ奇跡なんて起こらない。

 それでも人々は無責任に言うだろう。

 小さな者でも大きな相手に立ち向かえ。

 誰とも違う発想や工夫を駆使して闘え。

 今こそ自分を貫くときだ。

 しかし、そんな考え方は馬鹿げている

 勝ち目のない勝負はあきらめるのが賢明だ。

 わたしはただ、為す術もなく押し込まれる。

 土俵際、もはや絶体絶命。


文章を下から上へ、一行ずつ読んでみてください。逆転劇が始まります。



そごうCM



久々におおっ!と思った広告。お正月広告の中で、
いちばんインパクトがあったのではないか。コピーそのものは、
HONDAの企業広告「負けるもんか」に近い感じがしたのだが、
なによりひっくり返して読むと意味がひっくり返る、
というそのアイデアが秀逸だと思った。キャッチとも見事に一致しているし。

当然、このアイデアは話題になるだろうと思っていたが、
別の観点からも、議論が巻き起こっているようだ。
それはこのクリエィティブの是非についてだ。
肯定的な意見が多いようだが、
この広告では売り上げにつながらない、客が集まらない、
今のそごうのイメージに合わないなどなど、
否定的なコメントがSNS上で多く寄せられているのだそうだ。
まあでも、商品広告でもイベント告知でもないわけで、
いわゆる「文句いい」の意見だと思う。
話題になるだけで、広告としては大成功なわけで、
これを作った人たちに、拍手をおくりたい、


と、その時は思ったのだが...。

それからしばらくして、業界の大先輩が、
「新年早々気分の悪い広告を見た」と
某SNS上で激怒されていた。
なんとそれが、この広告。
このアイデアは元ネタがあって、
あきらかにパクリだとおっしゃっていた。

その方が、貼り付けていたリンクがこれ

ads of the world/the truth

なんと13年前のカンヌ受賞CM。
動画の場合、音楽が転調するのもそっくりだ。

どうなんだろう。これを作ったスタッフは、
この元ネタを知っていたのか?

話題になっているのは、このこと。
元ネタがある手法を
使っていいのか悪いのかの議論が巻き起こっているのかと
思っていたのだが。

難しい問題だと思う。
う〜ん、私ならやらないな。


追伸

この件をいろいろと調べてみると、
逆さから読んだら意味が変わるという手法。
海外ではあたりまえらしい。
日本では回文が知られているが、
それと同じようなもの。
海外では子どもたちが授業で学ぶんだそうだ。

だとすると、パクリうんぬん
という話では
ないということかな。
回文で広告を作っても
パクリだとは言われないだろうし。

発想がすごいのではなく、
日本では知られていない手法を持ち込む、
という目の付け所がすごいということかな。




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1月28日は、コピーライターの日。 [広告]

1月28日は、「万国著作権条約」が公布された日(1956年)。

著作物にCopyrightの頭文字Cをつけるということが

定められた日だそうだ。

で、コピーライトをコピーライターにひっかけて

コピーライターの日となったとのこと。う〜ん、誰がそんなこと決めたんだろう。

無理にこじつけたって感じだなあ。

そもそも、コピーに著作権なんてないやんw



ちなみに、11月11日も、コピーライターの日。

1111が並んだ鉛筆(ペン)に見えるからというのがその理由。こっちは、

宣伝会議さんが設定したようだ。

◯◯の日って、いくつあるんだろう。

きょう、1月28日は、

「データ・プライバシーの日」「衣類乾燥機の日」「逸話の日」

「ニワトリの日(毎月28日)」でもあります。

今日は何の日より引用。





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こどもの日は、こどもの広告。 [広告]

きょう、ついに原発がゼロになった。
偶然なんだろうけど、こどもの日にゼロになるなんて。
うーん、メッセージなのかもね。

で、本題。きょうの朝日新聞の広告企画。
「子どもの日だから、子どもの絵で子ども広告」。
紙面が子どもたちの絵をつかった広告であふれていました。
過去にあったのかな、こういう企画。
毎日見ているプロがつくった広告コピーや広告デザインに
ないものが、そこにあるような気がしました。

「ゾウさんがしあわせなら、人もきっとしあわせ。」
「ウインナーっておいしいね」
こういうフレーズは、子どもたちが書いたのを
そのまま使ってるのかな?
なんか、いいですよね。ずっと続けてほしい企画です。




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お題「幼児の虫歯予防の広告」。 [広告]

一ヶ月ほど前になりますが、朝日新聞に、
30代の主婦の投稿が載っていました。
その方は、次男を妊娠中。体調がすぐれないので、
3歳の長男の世話を手抜きしたとのこと。
めんどうな歯の仕上げ磨きも適当にしてたんだそうです。
すると、長男は、4本も虫歯になってしまった。
歯科の待合室に貼ってあったポスターの文字が心に
突き刺さったというお話でした。
そのコピーは「子どもの虫歯は、母親の責任」
というものだったとか。
うわ〜、きびしいコピーだなあ、
な〜んて思いました
しかられてる感じですよね。

幼い子は、歯磨きをすごく嫌がります。
めんどうなんでしょうね。
でも、それをなんとか説得して磨かせるのも
育児のひとつです。
本人が磨いた後、親が仕上げ磨きを
しないといけないんですが、
これもまた嫌がるんですよね。
だから、仕上げ磨きは苦労がダブル。
育児の中のたいへんなことランキングの上位に
入るんじゃないでしょうか。
私も、土日(たまに平日の朝も)
子どもの歯磨きを担当してますが、かなりたいへん。
最短で10分、ふざけて逃げ回る時もあって
そういうときは1時間ぐらいかかってしまいます。

「幼児の虫歯予防の広告」。
そんなお題が出されたら、どんな答を出すかなあ?
ターゲットは、もちろん親。
う〜ん……
やっぱり、子どもが虫歯になるぞ〜〜〜
と、親に対してちょっぴり「脅し」を入れるのが
いちばん効果的なのかなw 
ユーモアも入れたい気がするけどw

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大阪(心斎橋)から、パルコとベネトンが消える。 [広告]

かなり昔になりますが、宣伝会議のコピーライター養成講座で
知り合った友人が、心斎橋パルコの宣伝部で働いてました。
正社員というわけではなく、バイト待遇だったと思いますが、
彼はとてもうれしそうでした。パルコといえば、
当時、広告クリエーターの憧れのクライアント。日本の広告表現を
ぐいぐいとひっぱっていました。
広告物は、主に東京でつくっていたようですが、大阪独自の企画も
あったようで、その手伝いをしていると彼はよく自慢していました。
そんな心斎橋パルコですが、
現在、大型セールの真っ最中。
それはサマーセールではなく、長い歴史に幕を閉じる閉店セールです。
なんか、さみしいな。

そのパルコの北西に位置する所に日本最大級の
ベネトンメガストアがあるのですが、きょう、通りがかると
「閉店しました」の貼り紙がありました。
ベネトンも、広告をリードし続ける
クライアントのひとつです。個人的には好きではありませんが、
衝撃的ともいえる過激な広告を次から次へと展開してきました。

商品を知らせること、ブランド・企業イメージを上げること、
どちらも大切だと思うけど、もっと大切なのが商品って
ことなんでしょうね。




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「Coke Vs Pepsi」ペプシの比較広告。あいかわらず、やってるんですねw [広告]

1980年代にはじまった、ペプシとコカコーラの比較広告合戦、

「コーラ戦争」。どちらかというとペプシが仕掛けているという

印象が強いんですが、今もあいかわらず、やってるんですね。

こういう商品は、中身がどうのこうの、とかじゃないんで、

比較表現はおもしろいと思うんですが、日本では比較広告はNGという

ことで見られないんですよね。Pepsi MAXの60秒CMです。





feat. Snoop Dogg




Pepsi vs Coke- Funny Commercial


Pepsi vs Coke commercial 「Einstein's choice」


Pepsi vs. Coke-BANNED!


これ、おもしろい。
Pepsi Vs. Coca-Cola




タグ:CM 広告
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広告をやめましょう、と提案するのも広告マンの役割なんだ。 [広告]

ようやく企業のCMが流されるようになってきたけど、
あいかわらずACのものが多い。新聞も広告集めにたいへん
なんだろうな、と思う。マスメディアにも
広告業界にも、今回の大震災は大打撃だったはずだ。
そして、報道、流される情報への不信感は
ますます広がっているような気がする。
それは、そのままマスメディアへの不信感につながり、
広告というビジネスをぐらつかせる。

昔……(それは、今でもそうかもしれないけど)
マスメディアに広告を出すだけで、
十分な効果を得られる時代があった。
「この商品、テレビでCMやってるやつですよ」
というセールストークが成立したのだ。
テレビに出てる、新聞に載ってる、雑誌で紹介されている。
それだけで、生活者は商品を信用して、買ってくれた。
信用できるマスメディアの広告だから、
変な商品じゃない大丈夫、と信じてくれたんだ。
だから広告は、出すだけでも十分だった。
あとは、どう目立つか。たくさんの広告の中から
いかに目立つかを考えるだけでも良かった。

ちょっと前に、似たようなこと書いたけど(過去記事
広告業界は、ほんとうに大きな転換期だと思う。
今、たいへんだからといって、なりふりかまわず
行動していたら、そのツケは必ずまわってくると思う。

企業が広告に不信感を持ち出した。
それは、広告会社への不信感であるような気もする。
広告会社は、クライアントとの信頼関係を結び直すこと。
そして、クリエーターは、きちんと表現を考えること。
「どうやったら賞が取れるんだろう?」と
審査員の顔を思い浮かべて考えるのではなく、
「どうやったら、商品(企業)のこと伝えられるんだろう」
「何を伝えるべきなんだろう?」と
生活している人たちの顔を思い浮かべること。
それが必要なんじゃないだろうか。

最近、被災地へのお見舞い広告というのを
よく目にする。新聞にも雑誌にも出てる。
「被災地の皆さまに慎んでお見舞いを
申し上げます。早い復興を心よりお祈り申し上げます」
というメッセージだ。
この広告、効果的なんだろうか?
そもそも、誰に向けて広告してるんだろう?
被災地の方々は、広告を
見る余裕があるのだろうか?
被災地に密接に関わってる企業の場合、
それほど違和感がないが、
まったく関係のない企業がこれをやると、
逆効果になるのではないか。

これは、広告会社の提案なのかな?
それとも、クライアントからのオーダーなんだろうか?
もし、オーダーだったら、すぐに飛びつかず
ほんとうに効果的なのかじっくり考えるべきだと思う。
そして、ノーという答えが出たとしたら、
広告をやめましょう、というのも
立派なプレゼンテーションのひとつだと思う。

もし、クライアントとの
関係が悪くなるのであれば、2案用意すればいい。
1案は、広告案。そして、もう1案は
口答で説明するだけですむ。
「私たちがおすすめするのは、こちらの案です。
広告はやめましょう。そして、その広告制作に
かかるすべての費用を寄付にまわしてください。
もちろん、私たちのプレゼン代も
そこに含めてほしいのです」

広告をやめましょう、と提案するのも広告マンの役割、
それは昔から思ってることだ。そして、それを言って
生意気だと嫌われたり、仕事をなくしてきたりしている。
でも、正直、言えない状況のときもあった。

まさに、真冬の広告業界。
私もそうだけど、
みんないろんなものを背負いながら、
生活することに必死だ。
だけど、志は、しっかりと持ち続けていきたい。


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