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ボブ・ディラン、その音楽との出会い。 [音楽(ボブ・ディラン)]

ひとりのミュージシャンのファンになる。たいていの場合、
何気なく曲を耳にして、「ええやん、この曲」てな軽い感じで
覚えていて、あとからレコードを聴いてみて好きになる。
そういうパターンなんですが、
ボブ・ディランの場合は違いました。
その音楽との出会いは、自分にとって衝撃でした。

それはまだ私が高校生の時、
ラジオをぼんやりと聴いていると、なにやら
心地のいいロックのイントロが流れてくる。ええ感じの曲やな、
と思って耳を傾けていると、個性的な声の
男性シンガーが歌い始めました。

♪Once upon a time you dressed so fine〜

なんなんだ、これは!
それは、まさに驚きというより衝撃。
歌っているというより、早口で、しゃべってる、叫んでる
ようにも聞こえる。
ゆったりと流れるようなオルガンの音と、
それにからみつくようなアグレッシブなボーカル。
そのミスマッチ感が、ものすごくかっこいい。
いままで聞いたことのない音楽の世界がそこに
あったのです。
曲が終わった後、曲名アーティスト名を
聞き逃してはいけないと、ラジオに耳を近づけると、
「お届けした曲は、ボブ・ディラン/
ライク・ア・ローリング・ストーン」と、DJさん。
この瞬間です、ボブ・ディランのファンになったのは。

それまでボブ・ディランの名前は知っていた。
でも聞いたことはなかった。その出会いがあまりにも
衝撃的だったんで、
このときのこと、かなり細かい部分まで覚えてるんですよね。
季節は冬、自分の部屋で午後4時頃、NHKFM、
ラジオの機種まで記憶に残っています。


「ライク・ア・ローリング・ストーン」
ロック史上、不朽の名作。
2004年、ロック生誕50周年を記念して
アメリカの「ローリングストーン誌」がロック名曲500を
選出しましたが、その堂々1位を飾った曲でもあります。


追憶のハイウェイ61(紙ジャケット仕様)

追憶のハイウェイ61(紙ジャケット仕様)

  • アーティスト: ボブ・ディラン
  • 出版社/メーカー: Sony Music Direct
  • 発売日: 2004/08/18
  • メディア: CD




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