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鉛筆だって歌になる。 [音楽(忌野清志郎)]

ラジオやテレビから流れてくる音楽、耳を傾けると、
ほとんどがラブソングですね。なぜそんなにもラブソングが多いか、
というと、それはおそらく売れるから。CDを買ったり、曲を
ダウンロードしてくれるのは若い世代が多い。若い世代の
関心をひくには、ラブソングが一番ということなんでしょう。
そんな中「千の風になって」のヒットは新鮮だった。
深い悲しみを経験した、いろんな世代の心を動かした。
若い世代をターゲットにした歌詞じゃなくても、大ヒットは
生まれる。そんなことを証明した一曲でしたね。

いまやネットで音楽を届ける時代。だから、これからは、
いろんな世代に向けた、いろんな曲が生まれてくるように思います。
そして、そうあってほしい。
考えてみれば、歌詞のテーマなんて、いくらでもある。
悲しみ、喜び、怒り。社会のこと、仕事のこと、勉強のこと、
政治のこと、争いのこと、平和のこと、自然のこと、
家族のこと、愛するひとのこと、嫌いなひとのこと、
疑問に思ってること、訴えたいこと、
いま思ってることどんなことでも歌になるんですよね。

たとえば、鉛筆だって歌になる。擬人化すれば、
主人公にして歌をつくれるんですよね。

「HB・2B・2H」作詞:忌野清志郎

HB あいつはHB 鉛筆野郎さ HB
HなBだぜ HB
消しゴムがやってきて 僕らを消そうとするけれど
僕らには芯がある 折れたってまだ芯がある
消されたって消えない


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