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リヴォン・ヘルムのこと。 [音楽(ザ・バンド)]

きょうも、THE BANDのリヴォン・ヘルムの話。
この人は、多くのミュージシャンに敬愛される
ミュージシャンズミュージシャン、超有名バンドのドラマーでありシンガー、
まさに近寄りがたい存在なわけですが、とても気さくで茶目っ気がある人
なんじゃないか、そんな気がしています。
初来日となったRCOオールスターズをはじめ、THE BANDのライブを
何度か見ましたが、いつもリヴォンは、
同じ行動をとってファンを驚かせます。
それは開場直後。コンサート会場のドアを開けると、場内に
ドラムの音が鳴り響いている。ローディーがサウンドチェックを
しているのかな?と目を凝らしてみると、なんとリヴォン本人。
開演前に、その日の主役がステージにいるわけですから
ファンは驚きます。というか、どういう反応をしたらよいかが
わからず、とまどってしまうんですね。
お客さんは「え〜っ!?」と、どよめくんですが
リヴォンはひたすら、ドンツク、ドンツク
やっているわけです。
開演前のそういうリヴォンの姿を、何度、目にしたことか。笑
念入りにチェックしないと気がすまないんでしょうかねえ。
毎回、これをやっているので、客を驚かしてやろうという
パフォーマンスかな、とも思いました。

それから、これは、RCOオールスターズの時か、THE BANDの時か
忘れましたが、客席からのヤジを軽く受け流した話。
昔のリヴォンは髭がトレードマーク。当時、口やらあごやら
すごい髭を生やしていて、いわゆるフケ顔でした。
それで、リヴォンがしゃべってる時に
「ジジィ〜!」って叫んだ客がいたんですね。
するとリヴォンは、ニヤッと笑い
「イエス! アイム、オールドマン」(たぶん)
とこたえたんです。ジジイという日本語の意味を
知ってたってわけです。
まさか通じるなんて。やじった人間は、そう思い
かなりビビったんじゃないでしょうか。笑
もちろんその程度のヤジで顔色を変えるような
やわなミュージシャンではないですね、リヴォンという人は。

THE BANDは、ロビーロバートソン抜き、全盛期のパフォーマンス
ではないので、リヴォンのライブとしてはRCOオールスターズの時が
一番印象に残っています。アンコールの時、一番前に走っていって
手を伸ばしたら、近づいてきてくれて、
握手してくれました。あたたかかった〜。
会場の係員とはその後、もめましたけど。笑 若気の至りです。笑


The Band - The Weight(YouTube)

Levon Helm - Ophelia




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