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二つの宝くじソング。 [音楽(忌野清志郎)]

世の中が不景気になると、庶民の生活が苦しくなる。
宝くじでも当たらないと、いい生活はできないよな、と思って、
夢を託す。でも、さらに生活が苦しくなると、宝くじを買う
お金もなくなってくる。宝くじを買える間っていうのは、
まだ余裕があるのかもしれませんね。

宝くじをテーマにした曲といえば、
ふと頭に浮かぶのが、
RCサクセションの「宝くじは買わない」(1970)。
そして、憂歌団の「当たれ宝くじ」(1979)。
この二曲、メッセージしていることは、対照的なんですが、
どちらの曲も、今、聴いても色あせていないですよね。

「宝くじは買わない」は、
お金で買えない愛をもらった。
だから宝くじなんて買わない。
とメッセージされ。
「当たれ宝くじ」では、
庶民がどれだけ仕事しても金はたまらない。
宝くじに頼るしかないんだ、と歌われている。

お金では幸せは買えない。でも、ある程度は
欲しいよな、と思ってしまうのが人間。
そんなお金のことを、違う視点でとらえた二曲ですよね。

RCのこの曲はデビューシングル。
ジャンルでくくるとラブソングになるんでしょうが、
すごいですよね、清志郎さんの作詞能力。
宝くじを素材にラブソングを作る事って、
できそうでできないと思います。


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