SSブログ

有山じゅんじさん/ミスター・レイドバック [音楽(有山じゅんじ)]

レイドバック、のんびりとリラックスした演奏のことを指す、この言葉、
昔、エリック・クラプトンの音楽の形容によく使われましたが、
日本でこの言葉がよく似合うひとといえば、有山じゅんじさんでしょう。

曲、演奏そのものもそうですが、ライブもレイドバックそのもの。
さあ、どの曲やろかな、といいながら、その場の空気で曲を決めてるって感じ。
お客さんからリクエストがあっても、「いや、今はそんな気分やないな」と
ほとんど応えてくれない。(笑)
「こんなところで、今日はええやろ」「疲れたし、最後の曲にするで」
そんなことを言いながら、ライブが終わってしまう。
この限りなくマイペースなライブも、有山さんの魅力のひとつです。
昔、チャボこと仲井戸麗市さんが、ライブでこんな事を言ってました。
「俺は全然、レイドバックできないんだよな、有山じゅんじが
ほんと、うらやましい」。

ミュージシャンズミュージシャンという言葉がありますが、
この言葉も有山さんに当てはまります。プロアマ問わず、
様々なミュージシャンに敬愛されている。まさに愛されていると
言っても過言ではないでしょう。

「僕が一番尊敬しているミュージシャンは、有山じゅんじです」
 (昨年、祝春一番コンサートでの加川良さんの言葉)

「あのタッチにあのリズム感!!
 あの声のあのグッとくる言葉!! 泣きました」。
(アルバム「Thinkin of you」に寄せた、チチ松村さんのメッセージ)

「ひとつの音に一万以上の言葉が込められている。雄弁で表情豊かな
 フィンガーピッキングギター」
(アルバム「Thinkin of you」に寄せた、中川五郎さんのメッセージ)

「どんなに離れていても、有山とはつながっている」。
(上田正樹さん)

「僕がつくった歌を有山が完成させた。彼の独特のアレンジは、
 僕を歌の気持ちに引き戻した」。
(「一本道」という曲について、友部正人さん)

熟成された極上のギター、心地よいレイドバック、
そして、個人的に一番好きなのが、その歌詞。
人や暮らしを見つめるやさしい視点、かんたんな言葉で
綴られた言葉の世界。誰にもマネはできないと思います。

有山じゅんじ:プロフィール
1968年、中学2年生の時「五つの赤い風船」に加入。
プロとしてのキャリアをスタートさせる。(当時「うちの子、
どうするつもりやねん!」と、お母さんが、
リーダーの西岡さんに怒ったらしいです)笑
1973年、上田正樹らとともに
伝説のバンド、上田正樹とサウストゥサウスを結成。
「ぼちぼちいこか」(名義は上田と有山)
「この熱い魂を伝えたいんや」(サウスの名前ではデビュー盤)を発表し、
活動拠点を全国へと広げる。サウス解散後は、ソロ活動をスタート。
ある時は、ひとりでアコースティックに、
またある時は、藤井裕、正木五郎など旧友たちと
バンドを組んでエキサイティングに。
木村充揮との「木村君と有山君」、
石田長生、木村充揮との「平成トリオ」などの
ユニットでも活動中。




Thinkin’Of You

Thinkin’Of You

  • アーティスト: 有山じゅんじ
  • 出版社/メーカー: UK.PROJECT
  • 発売日: 2004/04/07
  • メディア: CD



nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:音楽

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0