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消えない事実。 [映画]

世の中、ほんとベンリになったと思う。
写真の修整なんてかんたんにできてしまう。
広告の仕事をやっていると、
いろんな芸能人の写真を目にする事があるんですが、
顔のシワなんて、今やパッと消す事ができるんですよね。

でも、昔はそうではなかった。映画なんか
映ってはいけないものが映っていたりする。
ごまかすことができなかったんでしょうね。
有名なのは、スティーブマックイーン主演の
「パピヨン」。一番大切なラストシーン。
主人公が海の中を泳いでいくシーンで、
海中でスタンバイして、泳ぐのをサポートしている
姿が映ってしまっている。なかなかいい映画だけに
こういうのは、残念です。

そのスティーブマックイーンの空手の師匠、
ブルースリーの「燃えよドラゴン」でも、
鏡の部屋での決闘シーンに、カメラ(小道具だったかな?)が
映っていたような記憶があります。
まわりが鏡ばりだと、いろんなものが映ってしまう。当時の技術では
どうしようもなかったのかもしれません。
そして「トリビアの泉」でも取り上げられたのですが、
劇中の戦闘シーンで、爆笑しているエキストラが映ってしまっています。

ブルースリーといえば、しょこたんが彼の大ファンなんですね。
全然知りませんでした。ブルースリーの魅力を知るのなら
なんといっても「燃えよドラゴン」。彼の他の主演作とは、
かなりレベルが違う。非常によくできた映画だと思います。

アメリカとの合作だったこの映画、ブルースリーにとって
ハリウッドで大ブレイクする大きなチャンスだったと思われます。
だから、ひとつの賭けに出たのではないか。
限界の限界まで体を鍛え上げ、最高の肉体美を見せよう、
自分のテンションを最高に高めて演技しよう、と
そんなことを考えたのではないかと思います。
それを実現するために、
ひょっとしたら禁断の手まで使ったのではないでしょうか。
ブルースリーの突然死、いろんな説がありますが、
この映画となんらかの関係があるようにも思えます。

鬼気迫る演技、悲壮感さえ漂う鍛え上げられた肉体。
(映ってはいけないものも映ってますが…)笑
ブルースリーの魅力のすべてを伝える映画です。



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