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やさしい作詞家・絵本作家 [言葉のこと]

こどもたちに大人気の国民的ヒーロー、アンパンマン。
元々は、大人向けに書かれた読み物でしたが、絵本と共に
「それいけ!アンパンマン」のタイトルでテレビアニメ化され
大ヒットしました。
アンパンマンは、やなせたかしさんの経験から生まれた
キャラクター。戦後の食糧難で、空腹を抱えながら過ごしていた時代を
思い浮かべて「弱者のために、食べ物を届けるヒーロー」という
アイデアが生まれたそうです。
自分の頭(アンパン)を削ってでも、困っている人を助ける。
自分が倒れそうになっても、人を見捨てない。
やなせさんのいろんなメッセージが込められているんでしょうね。

アンパンマンのテーマ曲もやなせさんの作詞、
とても深い歌詞で、いろんなことを考えさせられます。

アンパンマンのマーチ 作詞:やなせたかし
そうだ うれしいんだ
生きる よろこび
たとえ 胸の傷がいたんでも

なんのために 生まれて
なにをして 生きるのか
こたえられない なんて
そんなのは いやだ!
(全歌詞)


アンパンマンたいそう 作詞:やなせたかし
もし自信をなくして
くじけそうになったら
いいことだけ いいことだけ 思いだせ
(全歌詞)


漫画家、絵本作家として有名なやなせたかしさんは、
元三越宣伝部のグラフィックデザイナー。広告マンとして大先輩に
あたる方でもあり、とても尊敬しています。

そんなやなせさんの不朽の名作といえば
「やさしいライオン」。涙なしでは読めない、
名作中の名作です。

絶版のようで入手は難しそうですが、
一応リンク貼っておきます。↓

http://www.ehonnavi.net/ehon00.asp?no=131

アマゾンにも無いようですね。いい本なのに残念。


やさしいライオン (フレーベルのえほん 2)

やさしいライオン (フレーベルのえほん 2)

  • 作者: やなせ たかし
  • 出版社/メーカー: フレーベル館
  • 発売日: 1982/01
  • メディア: -





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