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ポール・ニューマン主演「評決」。 [映画]

がんのために83歳で亡くなったポールニューマン。
大好きな俳優のひとりでした。この方は、
いまでいうイケメンスター。若い頃は、そのルックスに
合わせた役どころが多く、ある意味、ソンをしていたのでは
ないでしょうか。「二枚目でなかったら、彼はもっと偉大な
俳優になっただろう」と語った映画監督もいたそうです。
代表作といえば、「ハスラー」「暴力脱獄」「明日に向かって撃て」
「スティング」といったところになるんでしょうが、
年を重ねてからの渋い演技も好きでした。

特に印象に残っているのが、シドニー・ルメット監督の「評決」。
医療ミスをテーマにした法廷モノの傑作のひとつですが、
ポールニューマンが演じたのは弁護士の役。
飲んだくれの落ちぶれた男が立ち上がり、権力に屈せず、どんなことがあっても
正義を貫こうとする姿。その迫真の演技は、なかなかの見ものです。
日本でも裁判員制度がスタートしますが、
「十二人の怒れる男」とともに見ておきたい映画のひとつ。
裁くものに対する、いろんなメッセージが込められて
いるように思います。




評決

評決

  • 出版社/メーカー: 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
  • メディア: DVD



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