アリの巣は、夢でしたw

今の小学生は、昆虫を捕まえてきて飼ったりするんだろうか？
大きな公園に行くと、網を持って走っている子を見かけたりも
しますが、昔と比べると、そういう子は少ないような気もします。
生き物を飼うということが、子どもの成長に
役に立つのか？立たないのか？　よくわからないのですが、
情操教育になるんじゃないかな〜？

小学生の頃、私は、昆虫や生き物を飼いまくりました。
カブトムシ、鈴虫、ホタルなど、買ってもらったものだけでは
ものたりなくて、外へ捕まえにいきました。
親に相談もなしに、いろんなものを勝手に飼ってました。
ザリガニ、カナブン、とんぼ、バッタ、キリギリス、コオロギ、
というあたりはまだいいのでしょうが、カエル類や幼虫類、
そして鳥までつかまえてきましたから、
親も困ってたんじゃないかと思います。
でも、なんにも言われませんでしたね。だまって好きなようにさせてくれた。

唯一怒られたのが、アリをつかまえてきたときです。
何でそう思ったのか、もう忘れましたが、当時、「アリの巣」がとても
神秘的なものだった。水槽に「アリの巣」をつくって、
アリを入れて、その断面を観察することが、ひとつの夢だったわけです。
水槽に土を入れ、鉛筆で小さな穴をあけ、砂糖を入れておく。
そこに捕まえてきた、たくさんのアリを入れてみるんですが、
そんなもんでアリの巣はできない。笑
なんでだろう？と思って、砂の量を変えたり、穴の大きさを
変えたり、何度もトライする。そのたびに、アリが逃げ出して
部屋中アリだらけになる。さすがに「いいかげんにしなさい！」
と怒られました。それでも、なかなかあきらめなかった、
という記憶があります。魅力的だったんですよ、アリの巣。

時代が変わると、いろいろ進化して、さまざまなモノが
開発されますが、今では、こんな少年時代の夢を
叶えてくれる商品もあるんですね。ちょっとびっくりしました。


ジャーン！！！
「アントアクリウム」。
この青いのは、アリのエサとなるジェルだそうです。



アリを入れると、こんな感じで、巣をつくる。


アントクアリウム L1 ブルー　3,675円（税込）




子ども用もあって、それはこんなパッケージ。


キッズアントでアリの自由研究



アリの巣ジェルなんて、聞くと、お母さんたちは「え〜？」とか言って
顔をしかめるかもしれませんが、お父さんの中には、「わかるわかる」と
うなずいてくれる人もたくさんいるんじゃないかと。笑
男の子にはねえ、夢のような商品ですよ、きっと。

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