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父の様子をうかがいに病院へ行ってきました。 [家族・夫婦・子どものこと]

11月8日に緊急入院となった父。その後も同じ病院に入院したままだ、
術後は順調、心配していた十二指腸もガンではなく潰瘍、
前立腺肥大のために、チューブをつけての暮らしとなるが、
内臓面は、もう問題ないらしい。でも、もうひとつ気になっていたことがある。
それは、入院前後から急に現れた認知症状だ。
その進み方があまりにも早いので、母も私もすごく驚いていたのだが、
リハビリで転院予定の次の病院の医師は、
それは認知症ではなく、
急激な環境変化による、せんもうではないか、と言っていた。

今の病院とのやり取りは、基本的に母が行っているのだが
認知の症状に関しては「おそらく、認知症でしょう」と告げるのみで、
詳しく調べようとしない。それではだめだろうと思い、
ちゃんと調べてくれと、私が詰め寄ったところ、
検査(MRI・SPECT)をすることになった。
その検査結果が出るのがきょう。結果は、血管性の認知症だった。


父は、この頃、夜になると「家に帰る」と大騒ぎしているらしい。
帰りたくってしょうがないんだろう。
自分が一生懸命働いて、築き上げた自分の城だもんなあ。
今回の入院も、病院へ検査のつもりで行ったところ、
まさかの緊急入院。やりたいこともいっぱいあるのかもしれない。

家に帰らしてあげたい。でも、ふらついて、すぐに倒れそうになる父を
腰痛を抱える母には介護できないだろう。
しかし、体調が回復し、リハビリでもう少し動けるようになれば
ひょっとしたら家に帰すことも可能なんじゃないか、と
かすかな望みを抱いていたのだが、それが絶たれてしまった。
逆に言えば、もし認知症だけなら、とも言えるのだが。

要介護、そして要チューブもひとつの問題。
そのチューブは、入れるのが難しく、
はずすと大変なことになるんだそうだが、父はすぐにひっぱろうとするらしい。
そのことをすぐに忘れてしまうようだ。
う〜ん、
やっぱり、家での介護は、キツイよなあ。

帰りたいと願う父。
帰してあげたいと思ってるようだが、
帰られると介護しきれない母。
母の相談に乗るしかできない自分。


そういえば、親友の母親は、ずっと病院暮らしだ。
もう10年になるそうだ。


これでいいのか?と
問いかけるけど……。


タグ:父のこと

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