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エリック・クラプトン&スティーヴ・ウィンウッド大阪公演2011。 [音楽の話(洋楽)]

エリック・クラプトンがスティーヴ・ウィンウッドと共に
1969年に結成したバンド「ブラインドフェイス」。
アルバムはいきなり英米ともにチャート1位、デビューライブでは
10万人を動員したにもかかわらず、
結成して半年もたたないうちに解散。
まさに幻のスーパーバンドだ。
そんな二人が久々に共演したのが、クラプトン主催の
07年クロスロード・ギター・フェスティバル。
その後、二人で本格的なツアーをやるようになった。
で、その流れで、ついに実現したジャパンツアー。
これは、見逃すわけにはいかないだろう、と
高額チケットを手にした。

エリック・クラプトン&スティーヴ・ウィンウッド大阪公演2011。
(11月22日、大阪城ホール)

この二人のライブは、発売済みのDVD「マディソン・スクエア・ガーデン」
で予習済み。メンバーは、ほぼ同じだが、ドラムが今回はガッドだ。
そして、コーラス二人を新たに加えている。それによって、サウンドが
どう変化するか? セットリストがどう変わるか? を、楽しみにしていた。

オープニングは、08年のマディソン・スクエア・ガーデンと同じ
「Had To Cry Today」。ブラインドフェイスのアルバムの冒頭を
飾っていた曲だ。というわけで、あのライブに近いセットリストになるのかな、
と思ったのだが、その後は、かなり入れ替えてきた。
08年のライブでは、ポップな曲はいっさいなかったのに、
今回は、クラプトンの「Wonderful Tonight」、
スティーヴ・ウィンウッドの「While You See A Chance」が
加わった。サウンドとしては、厚みを増したという印象。
音がキレイになったとも感じる。
コーラスの加入もそうだけど、ドラムの変更も大きいのだろう。
その反面、荒々しさというか、シンプルさというか、
なにかが失われたような気もする。スティーブガッドって、
うますぎるんだよなw
うん、でも、こっちの方が好きだけどね、音楽の好みとして。

いろんな人がレポを書いてるので、詳しくは書かないけど、
結論として、とてもいいライブだった。
Presence Of The Lordが聞けただけでも大満足。
クラプトンのライブは数えきれないほど見ているが、
その中でも、抜群の出来だと思う。
「Wonderful Tonight」で、ギターをミスったけどね。
クラプトンは、いつももうひとりギタリスト
連れて来るけど、ひとりの方が絶対に、かっこいい。
そして、スティーヴ・ウィンウッドがすごくいい。
ボーカル、オルガンソロ、ギターソロ、
そのどれもが素晴らしかった。


Eric Clapton & Steve Winwood Set List - 22 November 2011
Osaka Jo-Hall, Osaka (JP)
01. Had To Cry Today
02. Low Down
03. After Midnight
04. Presence Of The Lord
05. Glad
06. Well Alright
07. Hoochie Coochie Man
08. While You See A Chance
09. Key To The Highway
10. Midland Maniac
11. Crossroads
12. Georgia On My Mind
13. Driftin'
14. That's No Way To Get Along
15. Wonderful Tonight
16. Can't Find My Way Home
17. Gimme Some Lovin'
18. Voodoo Chile

アンコール
19. Dear Mr. Fantasy
20. Cocaine


Eric Clapton – guitar, vocals
Steve Winwood – hammond organ, piano, guitar, vocals
Chris Stainton – keyboards
Willie Weeks – bass
Steve Gadd – drums
Michelle John – backing vocals
Sharon White – backing vocals

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